北杜市って移住が人気?

Q&A
北杜市のHP 「移住定住情報」「就職情報」も見られる

「田舎暮らしの本」 アンケート全国1位

北杜市(ほくとし)が1番って

 そうです、北杜市は、宝島社発行の「月刊 田舎暮らしの本」が毎年194項目のアンケートを送って集計して、1月に発表している移住先ランキングで、2018年に、人口10万人未満の小さいまち総合部門で北杜市が全国第1位になりました。
(また2017年は6位、2020年は第2位でした。)
 これについては、産経ニュース 2018/1/16地方版で紹介されていました。
 タイトルは
 「北杜が『住みたい田舎』全国一 月刊誌特集 豊かな自然や子育て環境…30代に人気」
 とありました。

 ニュース記事の中では、移住者へのインタビューで「移住者が多く、地元との交流も盛んです」と紹介しています。
 この辺はポイント高いと思います。確かに周囲に自分との同類項がいれば心強いし、実際、話題も共通で何かと教えてもらったりして助かるでしょう。自分一人が孤立することもなくなります。
 そして、そこから地元との交流もやり易くなると思われます。

(2022/1/12追記) 2022年版ランキングが発表になりました

今年1月に発売になった宝島社「月刊 田舎暮らしの本」2月号を購入しました。
2022年版 第10回「住みたい田舎ベストランキング」の特集です。
 読んでみると、雑誌編集部から全国市町村にアンケートを送り、その回答内容から田舎への移住ニーズへの適合度を点数化して順位付けするようです。今年度は集計方法も以前と大きく変わったようです。
「総合部門」はなくなり、若者、子育て、シニア、と3部門に分け、自治体の人口規模による区分も細分化されました。
 詳細は、別記事で後日ご報告しますが、北杜市は今年度は、全123自治体のうち、若者向けで9位、子育て向け5位、シニア向け10位でした。
 詳細はこちらの記事をご覧ください→「田舎暮らしランキング」(掲載が遅れて申し訳ございません 2022/3/6)

 おまけと言っては変ですが、2月号記事の別のページに舞踊家の田中泯氏のインタビュー記事があって、読んでいくとなんと彼は山梨県に移住して野良仕事をやっているという。びっくりして調べると北杜市と甲斐市に昔、研究所や農場を作ったようですが今は閉鎖しています。現在どこにいるのかはナゾです。
 でも私より5つ年上なのにあの活力、素晴らしい、カッコイイです。

田中泯さん  <田舎暮らしの本> 2022年2月号 15pより

今、彼のダンス(場踊り)のドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」(犬童一心監督)が1月28日公開になるというので、YBSなど色々なTVで随分紹介されていました。
YBS?の番組では、以前は「ダンス白州」というイベントが、北杜市白州町で開催されていたということがわかりました。

私が感じた魅力は

 私の思う、ここ北杜市、そして私の暮らす清里の魅力はなんといっても豊かな自然とアクセスの良さが両立していることでしょう。

 ・八ヶ岳、南アルプス、富士山、奥秩父山地の見事なスカイラインに囲まれ、なだらかな台地の森や林に渓流の大自然の中に暮らす毎日。

 ・そして何かあったら2時間で首都圏に行けるという距離感は大きな安心でとても魅力です。 しかも、車がダメでもJRでも行けますって凄いことです。

 この二つのバランスが北杜市は絶妙なのです。

 そして清里ブームが無くなったことで、静かな環境が戻って来ました。とてもよかったと感じています

清里の悲惨とは

 時折、ネットで清里の状況が悲惨な状態にあるようなイメージが伝えられています。たしかに、私も実際にここに来るまでは、漠然とそんなイメージを持っていました。

 しかし、実際に来てみると清里の悲惨な現状というのは、バブル期のブームに建てられ、そのまま今も残っているた箱物だけです。
 清里駅前と国道沿いのメルヘンを意識した土産物屋や観光客向け食堂が、ブームが去って三十数年経っていることを静かに物語っています。さすがにちょっと廃墟っぽいですが。

 駅前は、軒数が多いだけに目立ちますが、これは過疎化の波が来たどこの町のシャッター商店街とでも同じです。

1月の午後の清里駅前広場と商店街。とんがり屋根のかわいい建物群も遠くに見えますね。   (2022/1/6)
この近くに梅宮辰夫の漬物屋さんがあったそうな、、、他にもたくさんのタレントショップも、、(今はない)

 国道沿いは、建物がやたら派手で大きいため悲惨な印象が特に強いですが、今ではようやく、ぽつぽつと取り壊し作業が始められているようです。
 ブームに踊らされて身の丈以上に手を広げた商売が、潮が引いたあとは静かに元に戻っているのですが、建ててしまった店がまだそのまま残っているだけなのです。

国道141号沿いに広い駐車場に立派な建物、ここはまだまだ使えそうですが、、、 ナント、FARMERS’ CURRY CABIN ここはタケシのカレー屋だったんだって!知らなかったなあ。確かに2階に「北野印度会社」の看板が見えますね。

 清里は今では、シーズンのいっときだけ混雑する日本の普通の観光地に戻りました。それ以外の時期は静かな普通の別荘地となります。移住先、定住先としても、なんの問題もありません。

 今でも当時のまま残っているのは、ブームやバブルとは無縁の一本筋の通った、「清里の父」と呼ばれているポール・ラッシュ博士によって1938年(昭和13年)に建てられた清泉寮です
 また、私にはその魅力は分からないのですが、とても人気があるのが「萌木の村(もえぎのむら)」ですね。今でも土日は広大な駐車場は満杯になります。

 清里については若い方は昭和の清里ブームはご存知ないかもしれないので、あまり変なアレルギーはないかもしれません。
 悲惨のイメージが染み付いているのは、バブルの真っ最中に青春時代を過ごした我々じい様たちだけかもしれません。

 また清里以外の北杜市の魅力も清里となんら変わりはありません。大泉や小淵沢は別荘地、移住先としても人気が高いです。
 北杜市は広くて標高の違いによって気候や住みやすさ、景観などが違いますので一概には言えませんが、移住を考えている人の重視している点によって場所は選ばれれば良いと思います。

 私は年金老人ですので、若い方たちへの子育て支援、就労サポート、支援金制度などは利用していませんのでその点での北杜市がどのように高評価なのかは申し訳ありませんが分かりません。

山梨県も移住の人気 (2021年の結果も更新しました)

 またこれは県別のランキングですが東京・有楽町にあるNPO法人「ふるさと回帰支援センター」(後述の菅原文太さんがかつて名誉顧問を務められていました)、に見えた窓口相談者へのアンケートの「移住希望地ランキング」では、山梨県は、2020年では7606件中、第2位でした(1位は静岡県)。
 ここの調査では山梨県は常に上位で、
2015年 2位 
2016年 1位 
2017年 2位 
2018年 4位 
2019年 5位  でした。 

山梨県も移住先ランキングは上位に(2021/3/9)
2021年のアンケート集計結果が公表されました。今回山梨県の移住希望地ランキングは3位となりました。

2021年の結果は3位となりました。詳細は「ふるさと回帰支援センターのプレスリリース」をご覧ください。

県の人口、初の転入増で増加率日本一(2021)

読売新聞オンライン4/29で紹介されました。またTVローカル番組でも取り上げられていました。
総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告2022年(令和4年)3月結果」からの数字です。

北杜市も頑張ったようです。甲府市が多いのは頷けますね、若いファミリー向けだと思います。 
 読売新聞オンライン (2022/4/29)より

 増加率が全国一と言っても、前年までは山梨県はずっと転入より転出の方が多く、2021年に初めて転入の方が多くなったので増加率が大きいのは当然と言えます。コロナのせいですね。

TVでまたまた移住テーマの番組です

 たまたま地デジでチャンネルを回していたら(古い!)、日テレで「世界一受けたい授業」ていうのがやっていて、えー、ハーバード大学のサンデル教授の講義かな、正義とは、、
と全く勘違いして見てみると、うー「移住」??の文字が・・ピクッと反応してしまいました。
 「人気移住地ランキング」「人口増加率・・」「1位、新潟県三条市」とかの文字が出ています。
 んっ、これは北杜市が出るぞって見ていると、最後まで出て来ませんでした。
 しかも、2位に軽井沢町が・・うーんライバルに抜かれました! 
するとこんな画面が、、、

なんだと、別荘と東京のデュアルライフ(二地域居住)なら北杜市ダントツ1位だっぺ

ようわからなかったのですが、画面の端っこに「総務省 住民基本台帳、人口動態、、なんちゃらの文字が。この間、やっとこの前の国勢調査の人口の数字が出たばっかです。
どうもその辺の数字からテレビ局?が今流行りの移住ランキングを出したのではないでしょうか(個人の感想です)。悔しいっす。抗議したいです。
 いやほんと、軽井沢はJR通ってないし(新幹線のみ停車)、土地は高いし(多分)、保育園ってあるの? 名前ばかりカッコつけちゃって(ヒガミ)
 絶対に、まだ北杜市の方がましです(断言)。
(2022/1/29追記しました)

北杜市って聞いたことないのですが?

 北杜市は平成の大合併で生まれた新しい市です。なので、名前に馴染みのない方も多いのかもしれません。私も数年前までは知りませんでした。

 「北杜(ほくと)」と言う名前はその時作られた造語で、辞書には載っていません。パソコンでも初めて打ち込む時は正しく漢字変換はされません。普通は「ほくと」ー> 「北斗」と出てしまいます。これは北斗七星の事です。北極星の近くの斗(ひしゃく)の形で有名です。「北斗の拳」と言う人気漫画もありました。今のパソコンは優秀できちんと学習してくれるので、「ほくとし」と何回か入力して訂正していればそのうちに正しく「北杜市」と覚えて変換してくれます。

(余談ですが、つい最近あるブログを読んでいたら、「北斗市」という名前が出てきて、あれっ、パソコンで誤変換したまま載っけてるよ、と思ったら、調べてみるとなんと、ほんとに実在の市でした。あるんですねえ、チョーびっくりしました。北海道・函館市の西隣りにある市で有名なトラピスト大修道院があるとこでした。ここも2006年の平成の大合併でできた市なので、これは我が北杜市の方が2年先輩やね。) 

北斗市 ややこしいですね。なんとトラピストバターやクッキーで有名な修道院はここにありました。函館ではありません。

 北杜市は現在、人口46463人(2021/7/1)、移住者は増えているようですが、人口は近年減少傾向にあります。甲府市の19万人、南アルプス市の7万人と比べると、山梨県内でも中くらいと言えましょう。 

北杜市ってどんなとこかな?

北杜市ってどんなとこかな? について別記事にまとめてみましたのでよろしかったらご覧ください。
 →当サイトのページです「北杜市ってどこですか?

実際に北杜市に移住されたお二人の方を(勝手に)ご紹介しましょう。

・登山漫画家 鈴木みき氏が移住してました

 まず最初に、若い30代で北杜市に移住してきた方をご紹介しましょう。厳密には、8年暮らした後に更に札幌に移住されたので現在は北杜市民ではありませんが、漫画家・イラストレーター・登山ガイドの鈴木みきさんです。

 鈴木さんのご本は、私も最近知ったのですが、2019年11月、まさに私が八ヶ岳のふもと、清里にやってきた時に、平凡社から「中年女子、ひとりで移住してみました」と題して出版されました。
この本はなんと言っていいのか漫画とも言えるし、イラストの本なのか、
ブックカバーの「帯」には、

もう中年、住みたい場所は自分で決めていいんじゃない?
仕事・家探し・ご近所付き合いetc.
移住に役立つ情報満載!
『38歳で東京を離れ、山梨県北杜市で8年間暮らした著者による、”オトナ女子的”移住案内。平凡社(ライフスタイル・コミックエッセイ)』

「中年女子、ひとりで移住してみました」カバー帯より
鈴木みき氏のコミックエッセイをご紹介します「 中年女子、ひとりで移住してみました」(平凡社)  オススメです。

とありました。そうですね、コミックエッセイとはうまく言ったものです。読み易く、読んで楽しくためになります。若い移住希望者の方は必見だと思います。

 鈴木氏は、ご本人は中年と謙遜されていますがまだまだお若いですし、私の考える林住期ではなく、年齢的には家住期(25歳〜50歳)に当たります。働き盛りです、自分が大黒柱であると自覚しておられます。ただ、まだ独身で子どもがいらっしゃらないので、その辺は微妙です。

 そして、「帯」に書かれているように、「自分の住みたい場所は自分で決める」、すなわち自分で林住期だと思っているような節があります。この点が私としては我が意を得たりといった感じでした。

「山が大好き」な鈴木氏がご自分の家探しの経緯を紹介しています。
仕事先や東京の実家との行き来も多いので「二拠点移住」かもしれない、とも書いています)

  •  「山が見える場所が大前提」
  •  「なじみのある新宿から白馬までの沿線に絞り」
  •  「大月から先ならどこでも山が見える家が探せるはず」
  •  「月に1回以上東京に出ることを考えると松本より手前かな」
  •  「交通費を安くしたいから高速バスが停まるところにしよう」

として当初は甲府周辺で探していたようです。
 そう、彼女の場合は、最初は一戸建てに住む、いわゆる「田舎暮らし」は躊躇していて、アパートかマンションを考えていたと言っています。お若い方なので、林住にはちょっと早いかもですね。

 しかし賃貸で思うような予算の家が見つからずにいたところ、ナント、知人の方に北杜市の400坪の茅葺き屋根の一軒家(家賃格安2万5千円)を紹介されたのだそうです。

 こちらは私のおすすめの別荘とは違って、囲炉裏付きの古民家でしたので、さぞや大変なことだったと思います。しかし、その苦労も若さと持ち前の明るさで乗り越え楽しさに変えた、本音でのアドバイスも豊富で、私も納得ものでした。

 特に当サイトにお越しの方で、管理別荘地ではない一般の地域に移住を考えている方にはとても参考になると思いました。第3章「田舎暮らし悲喜こもごも」では鈴木さんの実体験による、近所付き合いが良好にいった秘訣などが紹介されています。

 ぜひ皆さんも本屋さんで手に取って見てください。パラパラと見ればよく分かると思います。ネットでも簡単な紹介・内容目次・一部ページ見本は載っています。
平凡社のサイトです→「中年女子ひとりで移住してみました

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     《平凡社・担当編集者より》
中年女子(家族はあり)の私は、この本を編集していて、移住したくてたまらなくなりました。
確かに移住はすぐにできることではありません。でも、鈴木さんの軽やかな生き方から、
もっと自分の気持ちに素直になって、住みたいところを選択するのもありかもしれないと心から思います。
移住したい人はもちろん、今の居場所にちょっと疑問を感じている人、都会暮らしに疲れてしまった人…、
自分を「変えたい」人に是非読んでほしい一冊です。
もちろん移住の実用情報もしっかり掲載、移住の不安と疑問にしっかりと答えます。
定価 税込 1430円 

・菅原文太氏も移住されていました。

 1970年代に「仁義なき戦い」や「トラック野郎」などで大活躍された映画俳優・菅原文太さんは2009年10月、俳優を引退され、北杜市明野町に奥様と共に移住されて、「おひさまファーム竜土自然農園」を作られて、無農薬有機農業を始められました。75歳の時でした。

 農園は日照時間が日本一と言われる明野町にあります。北杜市の中では南側で標高は低い方なのですがそれでも標高は900mの準高冷地です。そこで農薬や化学肥料を一切使わずに、椎茸やアスパラなど30種類の野菜を生産されていました。山梨県の農業協力隊コーディネーターも務められ、県外の若者の農業移住をサポートされていました。

 また、先に紹介した、移住支援を行っているNPO「ふるさと回帰支援センター」の名誉顧問も務められていました。

 そして残念ながら、2014年11月、81歳で亡くなられました。無農薬の農園は奥様の菅原文子様がその遺志を継いで続けられています。

自然農園で農業・在りし日の菅原文太さん (写真は「週刊FLASH」 2014/12/23号より)

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