インターネット環境構築です

インターネット Q&A
限界突破WiFiでインターネット環境が快適になりました(2019/11)

モバイルWiFiを契約しました

光回線は保留です

 PCとプリンターは自宅に残置しましたので、森での通信はauの携帯電波によるiPhoneであり、パソコン替わりにはiPadを利用となりました。ここでは携帯電波はどこでもしっかりアンテナ3本立ちますし、問題なく使えます。
 自宅のPCは9年前のSONYのVAIOで、Win10に更新済みですが、電源投入後立ち上がりまで5分もかかり、ちょー遅く使えません。iPadは瞬時に立ち上がり、ネットを使うなら全く問題はなく、PCは不要でした。ただWiFiモデルのため、自宅の様なWiFiのインターネット環境が必要となりました。自宅と同じau光にしようと思い、調べるとなんと、ここ清里の森はau光回線の提供エリア外でした

 なお、光回線の利用をネットで検索しようすると、めったやたらに代理店の広告画面が出てきて、そこから提供エリアを確認しようとすると、名前や電話番号まで入力必須になってきます。こちらは、ここ清里の住所が光回線の提供エリアか否かだけ調べたいのに、画面では回答は貰えずに後から営業の電話がかかってきます。これは嫌なので何度かいろいろ調べて、やっとauの公式検索サイトを発見しました。ここは、画面に住所を入力するだけで、可能か否かの結果がすぐ分かります。

 最初のauサイトでは、山梨県は提供エリアになっていますが、北杜市の我が山小屋の詳細な住所を入力すると、残念ですが、となってしまいます。同じ県内や市内でも実際の住所によっては提供外となることもある様です。
 ご参考までに、au公式サイトのリンクです。ここは名前や電話番号は不要です。

 あとは、光回線はNTTのフレッツ光だけです。流石に全国を網羅していると謳っているだけあって、ここ清里の森の我が山小屋も提供可能エリアに入っていました。ただ、回線工事に1、2ヶ月待ちというのと、月6270円とお高いので、一旦保留にしました。

光コラボって?? 調べました

 あともう一つ検討したのは、光コラボでした。この「森」の地域に実際に光回線を敷設できるのはNTTだけですが、そのNTTの光回線を借りて多くの業者がインターネット接続サービスを展開しているのが光コラボです。ソフトバンクやドコモ、楽天やビッグローブなど大手やその代理店など大小様々な600社ほどの事業者が取り扱っています。それぞれ独自の光の名前を付けているので非常に分かりづらくなっています。
 ちなみに、auひかり、NURO光は光コラボではありません。これらは自社の独自回線です。

 この光コラボなら、NTTのフレッツ光が提供エリア内となる清里の森で利用可能です。
つまり、NTTのフレッツ光回線を使いながらSoftBank光とかOCN光、ドコモ光などと契約することが可能です。なんか電力の自由化と似たようなビジネスモデルと言う気がしました。

 光コラボは、事業者(代理店)が、販売競争を繰り広げているので、価格は安くなっています。
速くて、通信量無制限で、そこそこ安いというメリット多いのですが、私には地デジテレビ視聴という、大きな課題を抱えているため、これも一旦保留にしました。なぜなら光コラボによる光テレビの地デジ視聴は山梨県は提供外となっているのです。長野県もダメです。
 そこで、携帯の電波さえ届けば使えるモバイルWiFiを検討しました。

モバイルWiFiって意外とやるな

 モバイルWiFiとはポケットWiFiとも言われていて、これは工事不要で、1、2日で利用開始可能という便利さが売りです。当時、テレビで人気芸能人を使って、盛んにCMを流していました。
 CMの派手な会社が「どんなときもWiFi」と「限界突破WiFi」でした。
 ともにレンタルで提供されるスマホのようなポケット端末がクラウドSIMを使って、大手キャリア3社の 4G/LTE回線の電波を拾って、WiFiネットワークを構築します。その時点で、3社のうち一番強い電波を自動的に拾うので、繋がりやすいという触れ込みでした。ケータイの電波を使うので、よほどの山間部でない限り、利用可能というのも売りです。我が北杜市高根町清里も当然OKです。
 当初は、通信量無制限などと謳っていましたが、「どんなときもWiFi」が通信トラブルを起こして沈没し、限界突破WiFiも通信制限がかかりました。

限界突破WiFiを購入しました(2019/11)

 しかし、私はオンラインゲームはやりませんし、ネット検索やYouTubeぐらいなので通信速度や通信量については、そこそこで十分なので、「限界突破WiFi」の安さに釣られて申し込みました。毎月税込3854円です。
 地デジTV視聴問題は、ひとまず置いておき、WiFi環境の構築を優先しました。

 すぐにレンタルの端末が届き、電源ONして何やらコードを入力すると、周囲のiPhoneやiPadとあっと言う間にWiFiで繋がりました。確かにすごい簡単。通信速度も測ってはいませんが、問題なく使えます。ただ、しばらくするとそのうちに、なんか動きが遅いなと感じることがあって、あーそうか、今日は土曜か、となりました。やはり土日の夜など、多くの人の利用する時間帯は混雑して遅くなります。

 それ以外は大きな不都合はなくこの「森」の小屋も快適な通信環境になりました。これは後で気がついたのですが、端末のWiFi同時接続台数がMax8台だったようです。あまり気にしていなかったが、よく考えてみると大切なことです。iPhoneとiPad2台にAppleWatchで計4台、その後、TVでNetflixを見るようにしたので、5台、そのうち2階の寝室にもTVを追加したので、合計6台接続になってしまいました。同居の母が、地上波のテレビが観れないために、Netflixの韓流ドラマをTVに映して見るので、Chromecastを使っています。その接続がWiFiなのです。

 この清里の森のTV問題については、また別の記事でご報告する予定です。
  →こちらの記事でご報告しています:「清里の森でTVを観たい
そして、ついにこのブログを始めるためにMac miniを購入してしまったのです。これで接続台数7台となりました。スピーカーの接続はWiFiではなくUSBにしたので今のところは大丈夫です。

通信量制限が課題

 この限界突破WiFiの唯一の欠点は、やはり通信量無制限と宣伝していたのに、途中(2020/3頃か?)から制限ありになってしまったことです。
 現在では、2段階制限がかかっていて、まず1日の累積通信量が5GBを超えると、速度が下り4Mbpsとなります。しかしこの程度のスピードが出るのであれば私には十分で、5Gを超えても全く影響ありません。

 問題は、1日10GBを超えると、速度が、上り下りともに一挙に128kbpsまで下がってしまいます。

 流石にこれは辛い。インターネットのYahoo!天気予報画面も開きません。メールの受信もままなりません。かろうじてメールの送信ができるレベルです。これではネットでの作業は全面ストップしてしまいます。

 この1日10GBという通信量は、今まではたかを括っていましたが、実際Netflixで映画を見始めると、危ないことになりました。夕食後にNetflixで韓流ドラマを1時間物を3話か4話見ている分には気にせずに大丈夫ですが、昼間から、本来のテレビ番組にいいのがないと、ついNetflixに走ってしまい(母がです)、何時間も韓流ドラマを見てしまいます。すると夕食後にさらに3、4時間見続けると、夜の10時頃にはついに10GBに達してしまい、TV画面が固まってしまいます。画面下に「読み込み中」が出て停止して、5分ほどして、1、2分映像が進み、また止まります。これでは全く視聴できないので諦めざるを得ません。

 なお、午前0時を過ぎると、今までの累計はクリアされて、ゼロに戻るので速度制限は解除され、普通に使うことができるようになります。
これを2、3回経験すると、1日に何回も端末をチェックして、現在の累積通信量を確認しています。

 モバイルWiFiはその利便性の良さからコロナ禍のテレワークの時代になって重宝がられて、その後も多くの会社が参入してきています。
 しかし、いずれも通信制限はあります。今調べてみても、大手の楽天モバイルでも1日5GBの通信制限があり、超えるとスピードは1Mbpsに落ちます。これは動画再生には厳しい速度です。他の会社でも3日で10GBという通信量制限が多い様です。また月間の容量によって異なる料金プランが選べる会社もありますが、その最大でも、月100GBです。すでに価格競争に入っているようで、料金的には「限界突破」より数百円程度安い会社が多い様ですが、うちのようなNetflixやAmazon のPrime Videoを毎日観ているような家では月100GBでは足りません。ですので、今でも1日10GBの「限界突破」で良かったと思っています。

 今までこの1日10GBを超えたのは2年間で数回ありました。そのうちの1回は、Netflixで観るものがなくなってしまい、Prime Videoを探して、そこで観ていた時のことでした。同じ2時間の映画でもAmazonだと、異様なくらい通信量を食っています。以後、Prime Videoを観るときは必ず、途中の累積通信量をチェックしています。

テレワーク、リモートワーク出来ますよ

 私は申し訳ありませんが、年金老人ですので、賃金をいただく仕事はしておりません。ですが、十分テレワークできるインターネット環境であると思います。
 ボーイスカウトの会議で、Zoomではありませんが、GoogleのMeetで、何回かリモート会議に加わったことはありました。日曜の夕刻でしたが、限界突破のモバイルWiFiで全く問題ありませんでした。

 普段、母が昼からずっと映像配信を見続けてさえいなければ、通信量の制限を受けることはないです。
 ただMac miniを使い始めてから、ある時スリープ状態で数時間放置していたときに、午前中で5GB近くまで行ってしまった時は驚きました。他には何も使っていません。推測ですが、Macのソフトが裏で自動更新していたのではないかと疑っています。それ以後は、Macから離れる時には、スリープではなく電源を落としています。使うときはすぐに立ち上がるので問題はありません。

2年経って、光回線に変えました(2021/11)

順調にインターネットは利用していましたが、同居の母のテレビ(地デジ放送)視聴のために、ついにケーブルテレビを申し込みました。2021年11月でした。光ファイバーケーブルを引いたので、ネットも同じ会社の光回線のインターネットサービスに変更しました。出費は増えてしまいましたが、いくらNetflixを見ても安心なので、まあ致し方ありません。
 限界突破WIFIは、24ヵ月の縛りがあるのですが、タイミングとしてはちょうど良かったです。
 解約しても¥18000の違約金は発生しないはずです。
 詳細はこちらの記事を参照ください。→「ケーブルテレビ&光ネットに変えました

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