いよいよ屋根修繕の開始です。
ここからはリアルタイムでお届けします(今日のところは)。
昨日までの大雨が見事に上がってくれて、これも関係各位の善行の賜物と、有難いことです。
さて足場の後ですが、実は今日の前に準備がしてありました。
6月21日金曜日
屋根部材の到着
部材はガルバリウム鋼板、色はモスグリーンです。
薄い鋼板にアルミ、亜鉛、シリコンでメッキしたものです。
昔のトタンは亜鉛だけでメッキしたものです。
圧倒的に耐用年数が長く20年〜30年とも言われていますが、途中(10年〜15年)での塗装のメンテが必要とも言われています。
また瓦やスレート(コロニアル)と比べて極めて軽量なので地震にも強いと言われます。
また金属ですがメッキの成分により錆を自己補修するとも言われるので錆に強いです。でもいつかは錆びます。
この屋根部材は屋根の寸法を図面と実測した上で、板金やさんの工場で加工してきたものなのです。
ですから現場ではそのまま貼り付ければ良いようになっているので、現場での工事期間はほんの数日です。
6月24日 月曜日
屋根やの親方、工務店の社長、みな「3日間天気持ちそうです、良かったですね、梅雨なのに」と言ってくれます。
そうです、いよいよ今日から3日間、24、25、26日で屋根葺き替え工事完了させます。
重機登場
トラブル発生
ここでちょっと問題が発生。
クレーンの「竿」と親方が呼んでいる部分を伸ばしても反対側のステージで待ち構えている職人さんまで届きません。
重機で警報?
どうも釣り上げている重さとクレーンの長さの関係で、チンチンチンチンと重機で警報が鳴るようです。
これは下手すると重機が横転しかねません。
竿はまだ伸びるのですが、するとバランスが崩れて危険だそうです。
そこで現場でサッっと対応してました。
足場の部材を一部解体し急遽組み替えて、もう一段重機の近くに屋根部材の置き場を作ったのでした。
素晴らしい!
無事、西屋根の部材を上げました
あとは近場の東側屋根の部材を足場に上げます
半分ほどの屋根部材を西側ステージに積み上げると、残りの部材は東側に上げました。
ここは重機で問題なく終わりました。
重機とオペレーターさんは9時半に作業が終わって帰って行きました。
いよいよ屋根職人さんの出番です
重機さんが帰られて、屋根やさんチームの親方と4人衆でいよいよ板金貼り付けです。
今回の屋根葺き替えは、今主流の「カバー工法」と言って、既存の屋根を剥がさずに、その上から新しい屋根を貼っていく工法です。
多少重くなるという欠点はあるものの、工期が短く、余計な廃材も出ず、費用面でも全面葺き替えより安く上がります。
またガルバリウム鋼板は日射で熱くなる欠点があるのですが、カバー工法ならその心配もありません。
また雨音が響くという欠点も解消してくれます。
職人さんは4名なので、高圧エア釘打機の4台で、それに高圧エアをケーブルで送っているのはトラックに積んでいる大きなコンプレッサーが2台。コンプレッサーにはケーブル接続口が2個しかないので4台で使うにはコンプレッサーが2台必要なのだそう。
午後の部
本日の作業は無事終了いたしました
幸い雨も降らず、また予報と違って雲も多く日差しも強くなかったので作業には快適のようでした。
ピーカンだと屋根の温度は極めて高温になります。
明日も曇りだといいな。
ただ写真を撮るときには、緑と白い雲と、八ヶ岳ブルーが背景にあると嬉しいのですが。
明日は職人さんが用事で1名少ないとか。
ではまた。
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