大規模修繕フォトストーリー(2)

森に暮らして

いよいよ屋根修繕の開始です。
ここからはリアルタイムでお届けします(今日のところは)。

昨日までの大雨が見事に上がってくれて、これも関係各位の善行の賜物と、有難いことです。
さて足場の後ですが、実は今日の前に準備がしてありました。

6月21日金曜日

屋根部材の到着

2024/6/21 13:53 屋根部材が到着しました。
その日に小屋奥のステージに載せるのかと思ってましたが、重機が届かないとか、雨だから、とかよくわからないですが駐車場に置いて行きました。
2年前の思い出のスズメバチの巣の穴の上です。

部材はガルバリウム鋼板、色はモスグリーンです。
薄い鋼板にアルミ、亜鉛、シリコンでメッキしたものです。
昔のトタンは亜鉛だけでメッキしたものです。
圧倒的に耐用年数が長く20年〜30年とも言われていますが、途中(10年〜15年)での塗装のメンテが必要とも言われています。
また瓦やスレート(コロニアル)と比べて極めて軽量なので地震にも強いと言われます。
また金属ですがメッキの成分により錆を自己補修するとも言われるので錆に強いです。でもいつかは錆びます。
この屋根部材は屋根の寸法を図面と実測した上で、板金やさんの工場で加工してきたものなのです。
ですから現場ではそのまま貼り付ければ良いようになっているので、現場での工事期間はほんの数日です。

6月24日 月曜日

屋根やの親方、工務店の社長、みな「3日間天気持ちそうです、良かったですね、梅雨なのに」と言ってくれます。
そうです、いよいよ今日から3日間、24、25、26日で屋根葺き替え工事完了させます。

重機登場

2024/6/24  8:12 13tの重機が来ました(聞いてなかったですが)。
屋根部材を足場の上に積み上げるのです。
早速置いてあった部材を釣り上げます。
我が小屋の上を通って反対側(西側)の足場ステージに載せるところです。

トラブル発生

ここでちょっと問題が発生。
クレーンの「竿」と親方が呼んでいる部分を伸ばしても反対側のステージで待ち構えている職人さんまで届きません。

ステージ上で待っている職人さん(赤いシャツ)まで釣り上げている屋根部材が届きません。
「もっとこっち」と言っているのでしょうか。  (8:30)

重機で警報?

どうも釣り上げている重さとクレーンの長さの関係で、チンチンチンチンと重機で警報が鳴るようです。
これは下手すると重機が横転しかねません。
竿はまだ伸びるのですが、するとバランスが崩れて危険だそうです。
そこで現場でサッっと対応してました。
足場の部材を一部解体し急遽組み替えて、もう一段重機の近くに屋根部材の置き場を作ったのでした。
素晴らしい!

重機の横では心配そうに見守る78歳の親方。趣味は射撃と盆栽。

無事、西屋根の部材を上げました

あとは近場の東側屋根の部材を足場に上げます

ここも足場屋さんの若い衆が作った足場を改良、一部作り直して部材置き場を作っていました。
やはり屋根やさんが自分たちの働きやすいように置きたいのだと思います。

半分ほどの屋根部材を西側ステージに積み上げると、残りの部材は東側に上げました。
ここは重機で問題なく終わりました。
重機とオペレーターさんは9時半に作業が終わって帰って行きました。

いよいよ屋根職人さんの出番です

重機さんが帰られて、屋根やさんチームの親方と4人衆でいよいよ板金貼り付けです。
今回の屋根葺き替えは、今主流の「カバー工法」と言って、既存の屋根を剥がさずに、その上から新しい屋根を貼っていく工法です。
多少重くなるという欠点はあるものの、工期が短く、余計な廃材も出ず、費用面でも全面葺き替えより安く上がります。
またガルバリウム鋼板は日射で熱くなる欠点があるのですが、カバー工法ならその心配もありません。
また雨音が響くという欠点も解消してくれます。

10:51 大屋根の「唐草」と言われるヘリの部分の貼り付け作業をされているようです。高いです。
私も登りましたが、マジで「死」という言葉が頭の中を駆け巡っていました。
もし足が滑ったら、何かが引っ掛かったり、つまずいたら、バランスを崩したら、、、と思うとビビりまくりでした。
赤シャツ職人さんは他の仲間二人と西屋根のガルバを貼り付けて行きます。
makitaの高圧エア釘打機でプシュッ、プシュッとガンガン貼り付けて行きます。
重ね貼りですので当然、下から貼り付けていくのですね。
四角い平面の屋根なので作業は早い。
ただし、軒が平行ではなく上に行くに従って広がっているのでその分寸法が一定ではないので手間がかかるようです。

職人さんは4名なので、高圧エア釘打機の4台で、それに高圧エアをケーブルで送っているのはトラックに積んでいる大きなコンプレッサーが2台。コンプレッサーにはケーブル接続口が2個しかないので4台で使うにはコンプレッサーが2台必要なのだそう。

11:45 午前中に西屋根の半分が終わったようです。
下半分がモスグリーンのガルバリウム鋼板、残り上半分がコロニアル(スレート)、色は本当は黒だったのだが今はハゲて写真で見ると赤茶っぽく見えます。

午後の部

西屋根が終わり、午後は東屋根にかかりました。 (14:51)
こちらは西と違って玄関があり、2階には「ドーマー」あるいは「鳩小屋」とも呼ばれる屋根の上に突き出た屋根付き窓が出ていて複雑な構造です。
屋根と屋根がぶつかる「谷」という部分も大小4箇所もあるため細工に時間が取られます。
板金の寸法も一様ではなく、現場で寸法を測って、端を鋏で切断しています。
幸いガルバは鋼板が薄いのでサクサク切れるようです。

本日の作業は無事終了いたしました

幸い雨も降らず、また予報と違って雲も多く日差しも強くなかったので作業には快適のようでした。
ピーカンだと屋根の温度は極めて高温になります。
明日も曇りだといいな。
ただ写真を撮るときには、緑と白い雲と、八ヶ岳ブルーが背景にあると嬉しいのですが。
明日は職人さんが用事で1名少ないとか。
ではまた。

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