遅い春がやっと来たみたい

森に暮らして
遅くなりましたぁ、お待たせ (2024/3/27)

3月27日水曜日 快晴

うれしー!
昨日の終日降り続いた冷たい雨がやっと上がって、今日は久々の八ヶ岳ブルーの空です。

最も立派なシラカバが大雪被害にあったのですが、幸い、ひょろひょろのシラカバ6本は、何とか難を逃れ生き延びてくれました。
みんな空高く、お日さまを求めて精いっぱい頑張っています。(2024/3/27 11:01)

これもホント久々の庭遊びができます。
ではでは、と栗ノ木沢探検をしましたが、さすがに先日からの雪と雨で水量はあふれんばかりです。
また手付かずの雪はかなり溶けてきたとはいえ、短い長靴では潜ってしまいそうで早々に探検は切り上げました。

数日前は沢は濁流で茶色く濁っていましたが、今日は水は澄んでいました (2024/3/27 11:08)

そうだ、遊んではいられません、先日の雨氷と大雪でやられてしまった我が庭の木々の状況を見て回らないと、、、

大雪の被害確認

シラカバ

一番大きな被害は、以前にも書いたように、我が小屋の最高の美人白樺が頂上付近からぽっきり折れてしまったことです。
今日は悲しみをこらえながら、折れた太い幹や枝を整理しました。

折れて落ちてきて地面に突き刺さっているシラカバ、剥がれたように折れて、むき出しになった木肌が痛々しい
手前の雪の上に置いてあるのが、今回活躍してくれた電動小型ハンディチェーンソー。
今日がんばったので「チェン太くん」と命名してあげました。

この時は幸い、以前にAmazonでぽちった電動小型チェーンソーが役に立ちました。
中華製の安物(失礼!)なのですが、それなりに高パフォーマンスを発揮してくれて、やはりのこぎりでギコギコやるよりは圧倒的な早さです。
太さ1cmの小枝は一瞬で切れます。
片手で扱えるのもありがたいです。
マキタの電動チェーンソーは延長コードを引っ張ればなんとか届く距離でしたが、重いし、高いところの枝をカットするには不向き。
今回は5cm~10cmの太さが大部分なので、小型で十分でした。
ちなみに電池パックが2個付きです、うーん、中華とは思えぬ気配り、やるな、おぬし。

この折れたシラカバの枝先に付いているイモムシのような細長いモノはなんだっけ?雄花序だっけ、でも早すぎないか?
もう用意されているんだね、かわいそうにもう開くことはない。

リョウブ

次の被害はリョウブです。
昨年も多くの花を咲かせてくれたのに、根元から1mのところで折れていました。
折れた個所をみると、かなり傷んでいたので以前から弱っていたのかもしれません。

かわいそうなリョーブ、折れた個所をみると内部は部分的に枯れた状態でかなり傷んでいました。
左側にまだ兄弟2本ががんばっているのが救いです。
百日紅(サルスベリ)のような木肌が特徴的です。

蕗の薹(ふきのとう)

たいへんながらくお待たせいたしました。いよいよ春のトップバッター、ふきのとうのお目見えです。

ふつうはこうです。↓

これは昨年の3月11日の写真です。 (2023/3/11 11:02)

今年はこうです。

これは今年の3月、去年と同じ11日 
まだ雪が残っていますがなんとか顔を出しています。 (2024/3/11 15:58)
これは3月18日、これでやっと去年と同じくらいの開花状況ですね。 (2024/3/18 14:17)
ようやく雪ともおさらばできてうれしいふきのとう、お友達も上のほうに出てきたね。
(2024/3/27 11:21)

でもまだ君たちはいいほうなんだよ、まだまだ積み上げられた雪の下でじっと待っているふきのとうもいっぱいいるんだ。
今日までに確認できたふきのとうは、あとは小屋裏手の灯油タンクに続く雪かきした道に顔を出した2個の2カ所だけでした。

水仙たちもまだ雪の中だ。
早く、春よ来い!

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