360度の絶景は嘘じゃないです。1643m、めしもりやま。
登攀(よじ登る)とは書きましたが、いや~爺様にはちょうどいい山です。もう最高っす!
清里からハイキングです。
でも天気を選ばないとね。
晴れたら登ればいいのだ!そうでなければまたあとで。
飯森山
八ヶ岳の山系ではないですが、清里に住んでいれば絶対行くべき山です。
大泉から県道28号を上っていき、セブンイレブンを過ぎて、高原大橋にかかるとすぐ真っ正面に林の上からちょこんときれいな三角形の禿山が目に入ります(記事トップの写真参照ください)。
ご飯をお茶碗にてんこ盛りにしたような山。
高さはあまりないので、橋の途中まで走ってしまうともう林の奥に隠れてしまいます。
それが飯森山。
そこにいつでも登れるって地元の強み。
2024年4月15日 月曜
前日までは異様に暖かい陽気、月曜からは少しトーンダウンするとの予報。
でもメンバー3名の予定が揃うのはこの日。
幸い、晴れてくれました。
ただコバルトブルーの空とはいかなかった。
9時半、車で森を出発、いざコンビニへ
清里の森の住人、3爺トリオで9時半、車で出発、途中のセブンイレブンで昼食と缶ビールを調達し、しし岩駐車場を目指す。
10時、平沢峠しし岩到着
10時、しし岩駐車場には平日にもかかわらずもう10数台止まっています。
キャパはアバウトで20数台か?
これでは休日ならば駐車難民になるのは必至。
ここにはトイレがあります。
駐車場の横に、獅子のような黒い塊の岩があります。それでしし岩。
ここは平沢峠で、すでに標高は1450mあるのです。
登るのはあとわずか200m。ふふふ。
またこの平沢峠は分水嶺にもなっていて、ここを境に降った雨が太平洋と日本海の分かれて流れていくのだそう。ふーん。
太平洋はわかるけど、日本海にはどうやって流れるのかのう。
そうか長野側に流れるともう日本海まで行ってしまうのか。
駐車場からすぐに登山口になるので案内板が立っています。
登山開始
いきなり登山道になり、ほぼまっすぐの道をのぼり始める。
小学生でも大丈夫です。
歩きやすい道です。
大きな岩も少ない。
ただ、雨の後だと、道は川になってしまい、またぬかるみもひどいと思われる。
学校の遠足や林間学校でも上っているようです。
爺様たちでもスイスイ歩いていきますが、1名やや口数が減少しました。
ものの数分歩いただけで、周りが開けて眼下に野辺山の街並みと八ヶ岳の全景が見えてきました。
サンメドウズ清里スキー場に少し残った雪のコースがはっきり見えます。
もう休憩
薄い雲が八ヶ岳から後光がさしているように見えます。
早すぎますが、爺様たちはここで小休止して絶景を堪能します。
暑くなってきたのでみな上着を脱いでいました。
途中、「ここは牛の放牧を行っていますので、扉を開け放しにしないでください」との標識のあるワイヤーの扉や柵もありました。
ちんたら歩きながらへらずぐちをたたいているうちに山頂へ。
飯森山1643m山頂
頂上で昼食、みなコンビニ弁当(おにぎり)です、うまいよね。
林住管理人さんは、ひとり缶ビール飲んでました(家の冷凍庫で冷やしておいて、持ってくるのを忘れ、コンビニで買ったとか、とほほですね)。
昼食後には、皆でコーヒーを飲んで、下界の様子を眺めていました。
清里駅や駅前のシャッター商店街、萌木の村も見えます。
ミルクポットまで見えたような気がしました。
新しいiPhoneの望遠レンズなら写せたかも。
国道141号を通るトラックも見えます。
その後ろには見事な南アルプスに甲斐駒ヶ岳の威容が控えています。
後ろを振り返れば、野辺山のまちが一望です。
霞んでさえなければ、富士山も見えます。
望遠鏡・双眼鏡があると楽しめると思いました。
下山途中の大盛山1650m
帰りは来た道を戻るのですが、ちょっと大盛山も行ってみました。
ここも絶景。
さすが佐久の女の子です、われわれが気づかなかった「浅間山が見えますね」、と教えてくれた。
あいにくの春霞でぼんやりとですが見えたような気がしました。
さらにこの後、平沢山1653mに登る横道ルートもあり、そこは山頂も広く、大絶景らしいのですが、爺様たちは一刻も早く下山するのだと、そこはパスしました。
13時、平沢峠、しし岩駐車場到着
そして、午後1時には出発点のしし岩駐車場に戻ってきました。
のんびり3時間の短い登山(ピクニック)でしたが、絶景を堪能できました。
いいお天気でしたが、山頂は四方がすべて空なので風が強く、ウィンドブレーカーは必須でした。
爺様たちはその点抜かりはなかったです。やはり亀の甲より年の功。
解散
「今度は霞んでいない天気の日にまた行きたいね」、との固い約束を交わし、爺様一行は清里の森へと帰って行ったのでありました。チョン。
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