締切日15日 ギリでセーフ
いやー、冷や汗、脂汗ものでした。先ほどようやく、やっつけで入力した令和3年分(2021)確定申告を締切直前にe-tax送信しました。ホッ!
しかし、毎年国税庁は少しずつ、IT化を進めているのですが、まあ大変なことはわかりますが、やはりお役所ですな。
昨年は、東京に戻って作業しましたが、、
去年は、この時期、このために東京の自宅に戻って、使い慣れたVAIOとWindows10にIE10にICカードリーダーライターでやったので、割と短時間で完了しました。3時間くらいかな。
今年は清里の森で初チャレンジ 初Macです
毎年証票類を揃えるのが一苦労で、あちこちほじくり返して源泉徴収票や保険料控除証明書、年間取引報告書などを引っ張り出します。今年は母の病院、薬局の領収書も集めてEXCELで足し込んでいきます。
この辺までは12日の明るい内に終わりました。
去年の記憶もあるので、ここまで揃えば、あとは入力だけだと安心しました。
清里の森には新しいMac miniが入ったのでサクサクと入力できる、と思っていました。
さあ、夕食後国税庁HPから始まります。
さあて、PCは新しくなりましたが、昨年度の申告データは古い自宅のSONY VAIOの腹の中です。
一応、VAIOはモニターが大きいので、なにかに使えるかなと思って清里の森に持って来てあります。
前年データがあると俄然便利です
しかし数日前から、VAIOがインターネットに接続できなくなりました。WiFiに繋がらないのです。問題解決も途中で止まります。
困りましたが、普段は使わないのでほったらかしにしてました。
令和2年の確定申告データを利用すると、住所・氏名や源泉徴収票の内容や保険会社名、被扶養者情報などの入力が省略できて、大変便利です。入力数が激減します。
これを旧のVAIOからMacに持ってくるのにひと苦労しました。
VAIOがネットに繋がってさえいれば、メール貼付であっという間に取り込めますが。
仕方なく、VAIOからUSBメモリーに吸い取って、それをiPadに取り込みました。
Appleは唯我独尊なので、USBメモリーも普通だと挿せません。以前もそれで苦労させられたので、LightningとUSB両方の口のあるタイプを買ってありました。
一旦iPadに移すのは、この林住ネットのブログを書いていて写真をアップロードするのに、iPadのiCloudの「写真」から若干の編集をして、MacにAirDropで送っているからです。チョー簡単、ワンクリックで便利です。
ところがです、せっかくiPadまでは昨年データを持って来れたのですが、なんとAirDropで送るとエラーで送れません、サイズは50KBほど。原因不明です。もう考えるのもイヤ、面倒ですので、今度はメール貼付で送りました。
入力は簡単、サクサク進みます
やっとMacに届きました。これでやっと前年確定申告データを読み込んで、入力が始められます。
うん、これはスイスイ行きます。今年の金額の数字だけインプットしていけば次へ次へと進めます。
医療費控除は初めてです。かき集めた領収書を電卓で足していき、合計額を医療費控除欄に入力しました。病院より、薬局の方が高いのにはびっくりです。どおりで街に薬局が溢れているわけです。合計で2万円ちょっとでした。
しかし、どうも10万円を超えないと控除はできないらしい。せっかく入力したのに。
本当は2020年に母が入院して結構その入院費が高かったので、去年はひょっとすると控除できたのかもしれません。
マイナポータルがクセモノです
さて、今年度は、国税庁はマイナンバーと結びつけて、マイナポータルとやらを始めています。名前は聞いていましたが、インストールはしていませんでした。
去年は自宅でソニーのICカードリーダーライターを使ってマイナンバーカードを読み込みましたが、今年はスマホでやってみます。そのためにはこのマイナポータルアプリを入れなければなりません。
ではではと、スマホに入れてみました。これはデジタル庁でした(余計なことですが、この「デジタル庁」と言う名前は、かな漢字変換は一発ではいきません、新しい名前ですからね)。
このアプリを入れるのがひと苦労。マイナンバーカードを使いまくりです。何十回やったかわかりません。例の4桁数字の暗証番号も大活躍です。カードの認識は問題なくできます。ただ、やたらセキュリティを意識してか、何度も何度もPWを打って、カードを読み取りが続き、この繰り返しにうんざりします。
なんとかマイナポータルアプリが入ると、なんかいろいろ便利なことができそうです。健康保険証としても使えるとか。一応申し込んでみました。しかし「反映には時間がかかります」とのお断りが表示されます。まあ別にすぐ使うわけでもないので、そのままほっておきました。
あとは、健保の医療費がわかるとか、これも試しにやってみました。これは割と早く結果が出ました。私の12月の歯医者の料金が出て来ました。よし、1年間の金額を出してみようと思うと、どうやって期間の設定するのかがわかりません。しかも一度ログオフすると結果のデータは消えるそうです。なんかよくわからないです。普通の民間の会社が作ったアプリとはユーザーインターフェイスが天と地です、使い勝手は最悪です。コンテンツにはいいものがありそうですが。
まあ、しかし、今は、マイナンバーカードの読み取りさえできればいいので、その辺はほっておきます。しかし、ログインにマイナンバーカードが必要とは、いくらなんでも使えませんね。
締め切り日まで、庭で遊んでしまいました
さて、12日にサクサクと入力が終わったので、急に異常なほどの高温になって雪が溶け出した庭で遊んでしまいました。
締め切りは15日です。
『この星の住人は、締め切り日が近づかないと働かない』
私の大好きなトミー・リー・ジョーンズの言葉です。その通り、私は15日まで、庭で、沢で遊んでしまいました。暖かい、ウキウキです。あとは送信するだけなのです。
ところが、やはり恐れていたことが、、、ついに14日にe-taxに障害発生、みずほじゃないが、国税庁よ、お前もか・・・
さて、12日に入力が終わり一時保管しておいたデータを、締切日なので、再び読み込んで、e-taxで送信しよう。本当は、ふるさと納税の入力を、マイナポータルを使って一括でできるらしいので、確認しようとは考えていたのですが、もうめんどいのでやめてそのまま送信です。
バージョンエラーに泣かされました
ところがどっこい、なんとその12日に保存しておいた入力済データが読み込めないのです。
エラー理由は、MacのSafariのバージョンが違うというのです。V 15.1 でないといけないのです。
えーっ、そう言えば、入力の際に、ちょっとそんな脅し文句が表示されましたが、そのまま入力は問題なく出来たのです。私のMacのSafariはV14です。
ならば、バージョンアップすればいいんでしょ、とSafariを上げるはどうするのかな?と調べると、なんと、OSそのものを上げないといけない、とAppleは言う。
現在 OS11 Big Surなので、12のMontereyにしなければならない。
仕方ない、時間がかかりそうだが、OSのバージョンアップをしようと決めました。
ダウンロードして、さあアップデート開始しました。所要時間1時間と出てからちょっとして、停止。エラーです。なんでやねん! 2、3回繰り返しましたが、同じです。
さあ困った。最悪、またゼロから打ち直しをするのか、今日中に終わるか?
MacがダメならiPadでやってみるか。残念、またSafariのバージョンがダメですと、国税庁が言って来ました。何故なんだ、この了見の狭さは、と憤ります。
ネットで調べると、私と全く同じ問題で確定申告ができないと、泣いている人がいました。
親切な人が、Safariの内容をちょこっといじって、バージョン情報を書き換えてしまい、国税庁のアプリを騙して、保存データを読み込みできるようにする方法を伝授していました。
うーん、私もやりたいけど、Safariの環境部分のコードを書き換えるので、私にはハード過ぎます。
そうだ、私のMacはWindowsも動かせるんだ、やってみよう。
私はもう20年以上のWindows愛好者です。昨年初めて憧れのMacに浮気しました。
昔、確定申告もMacでは動かず、私はやっぱWindowsだよね、と痩せ我慢してました。
(続く)
(追記)
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