2月の最終日、ご近所の先輩(Kさん)が山に行こう、と言うので以前に飯森山(めしもりやま)に一緒に登った少し若手のおっさん(Mさん)に声をかけて3人でまたのんびりハイキングに出かけました。
今回もコンビニおにぎりを調達して、山頂で食べようということで11時半、清里の森を出発です。
同行二人はなんとアルコールを飲まないという奇特な人です。なので拙者1人だけ、密かにバッグに缶ビールを入れました。あとおにぎりなら味噌汁は必須でしょうと、お湯とガスコンロもバッグに入れました。
まずは美し森です
さてコースは美し森は決まってますが、そこからどうするかは歩きながら決めようと言うことになりました。
「美し森」は何と読むのか最初はわかりませんでした。
「うつくしもり」「うつくしのもり」「うつくしがもり」の3つがいろいろな場所でみられます。
さて、Mさんはなんと先週も美し森に登ったと言うではありませんか。
残念なニュースがはいりました
美し森展望台休憩所が解体!?
しかもその情報によると美し森山頂の展望台は解体中とのこと。
Kさんと拙者は二人同時に「ヘー (@_@)!」でありました😿。
ともかく登ってみよう。
お天気は前日よりはちょっとイマイチで、ドピーカンというわけにはいきませんが、まあまあですか。
新しくできた木道の階段はさすがに歩きやすく快適です。

ですが真新しい木道にはもうストックで空けられた穴がたくさんありました。
あと2、3年もしたら木道は無数の穴で痛み、雨水でやられてしまうでしょう。
尾瀬の木道と同じ運命ですね。
心あるハイカーはこのような場所ではストックの先端にゴムキャップをはめています。
あるいは木の階段ではストックは不要と、たたんでザックにしまっています。
5,6分も登れば、中間のテラスにつきました。
去年はこの新設のテラスのネーミングを募集していましたが、結果はどうなったのでしょうか?
名前らしきものは見当たりませんが、、、
テラスでお弁当
風が強く弁当の紙が吹き飛ばされます。
コンロで味噌汁用のお湯を沸かしますが風防スタンドを忘れたのが失敗でした。
でも絶景の中でのおにぎりと味噌汁と缶ビールは最高!



美し森山頂に着きましたが

「ほんまや、解体工事のおっさんたちもいるねん」「も、しゃーないな」
建替え工事とは書いてありません、単に解体だけです。リフォームじゃないです。
「残念。北杜市はなにやってるんや、せっかくの展望台で休憩所でお土産屋で、日本一おいしいソフトクリーム売ってて、そしてトイレがなくなってしまうでぇ!」
工事発注者は「上村英司」となっているので、去年の11月の北杜市長選挙で再選されずに落選した前市長です。
こんなことしなければ再選されてたかもしれないな(かってな想像ですが)。
この場所は八ヶ岳の雄大な裾野を見られるし、上の写真のように赤岳、横岳にスキー場もはっきり見える最高の場所です。
東京の小学生たちも夏の林間学校で登って来るという最高の観光資源でもあります。
さて気を取り直して下山にはいります。
これからどのコースを通るかで先輩Kさんと若輩Mさんとで意見が分かれました。
来た木道を通らずにやや遠回りな迂回コースで下山しながら、このまま帰ってしまおうか、それとも大ヤマツツジ跡を経て清泉寮へ行こうか、もめています。
筆者も大ヤマツツジとやらがどんなもんか見てみたいので、いやがるKさんをひっぱって向かいました。
Kさんは大昔来たことがあるといってますがまるで覚えてないとのこと。
林の中にはいるとまだ雪がだいぶ残っています。
靴が雪に埋もれてしまいます。
大ヤマツツジ跡への分岐の立て札が立っているところで、Kさんは「ここで待ってる」とのこと。
Mさんとふたりで雪の笹ヤブの中へ入っていきました。
一人、二人歩いた足跡がありました。
それを追っていくとようやく出ました。
大ヤマツツジ跡にでました

残念、枯れて跡形もありませんでした。指定されたのは90年前ですね。
昔はこのフェンスのなかにあったのです。
命あるものを後世に伝えていくのは難しい。
金網フェンスに囲まれた中にはなにもありません。
外に立派な石碑と、まったく読めなくなった案内看板がたっていました。
残念でしたが、まあしょうがないです。
あとで調べた結果がこれです。
文化庁の文化遺産オンラインで多少は見ることができました。
まだ大ヤマツツジがすこしは元気だったころのカラー写真が5枚ありますのでぜひご覧になってください(いつの写真かが書いてないのが残念です)。
見るには→ 文化遺産オンライン これをクリック


ポール・ラッシュ記念館所蔵の貴重な写真で昭和15年ごろのものと言われています。
実に見事です、大きいです。
ふたりで元の分岐まで戻ると、Kさんは待ちくたびれたようで先に行ってしまったみたいです。
雪中の強度のガニ股の足跡を追っていくと、県道11号(八ヶ岳高原ライン)とぶつかる地点でKさんと無事合流できました。
ここからは清泉寮はすぐですが、今日はもう十分だとのことで、3人は県道の雪道を清里の森へと帰って行ったのでありました。
(了)
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