森での電気料金検証
凍結防止ヒーター対策の成果は
「森の家計簿」でご紹介し、また「凍結防止ヒーター節電対策完了しました」で詳細ご報告したように、冬の電気料金は凍結防止ヒーターが大きく影響します。料金の大半を占めると言っても過言ではないかもしれません(それぞれの記事へのリンクを貼っておきましたのでクリックしてご覧ください)。
私はようやく、今年2023年1月17日に全てにセーブ90を配置して対策を完遂しましたので、その成果が期待されるところです。
電気料金の請求がどうなるのか、待ち遠しいです。
ここ山梨県は東京電力の供給エリアです(すぐお隣の長野県は中部電力です)。
森に来て、生協の宅配を頼んだら、生協で「原発の電気を使わない(?)太陽光発電などのクリーンな電気の提供をしている」とのことで、いわゆる生協の「新電力」ですが、そちらを契約しました(私は福島の東電の原発事故を今でも怒っています)。残念ながら料金的には安くはならないのですが。
生協パルシステムの食材宅配の請求書と一緒に電気料金の通知も届くのです。
さて1月27日の配達時に 12月検針分の請求が来ました。15,132円でした。
これではまだまだ結果がわかりません。
通常の検針日は毎月10日ですので、 12月検針分は大半が11月の使用分です。
それでは、セーブ90を設置した1月17日以降の結果は2月10日の検針で、その結果は3月の生協の請求書でしかわかりません。
請求書では遅すぎる
うーん遅すぎ!
いろいろ調べました。
生協の注文などはかなり電子化されて、東京でかつて契約していた時には、紙の注文書が面倒ですぐに辞めた当時とは雲泥の差です。
そこで調べてみました。生協パルのアプリを開くと、いつもの食材注文のページ以外に、やはり電気のページもあったのです。
そこにはすでに1月分の結果(1月12日検針分、12/9〜1/8)も出ていて見ることができました。
27,587円、うーん、やはり高い。
しかし、です、なんと前年同月比では18%も電気使用量(kWh)は減っているのです。
昨年1月分が 788 kWhで、今年は 647kWhなのです。
なのに料金は、昨年2022/1月分は25,729円、今年2023/1月分では27,587円で7.2%の値上がりしてます。えーっ!
生協パルの電気料金は東電と価格的には同額なので、またまた怒り心頭です。
しかし生協パルシステムから「パルシステムでんきWebサイト」へ飛ぶと電気使用量明細がわかると書いてあるではないですか。
コレだ!
早速飛びました。
パルシステムでんき、すごい!
うーん、すごい、なかなかやるな。
電気使用量の明細がグラフとなっていました。
今はスマートメーターです(表紙写真参照)。昔はご婦人方が各家庭を回って電気メーターの数字を読んで検針票を置いていかれましたが、さすがにもう新しいメーターは自分で自動送信しています。しかも毎日(だと思うけど、まとめてなのか)。
しかもこの「パルシステムでんき」ではその記録を16ヶ月分はスマホから見ることができます。
そうです、やりましたよ、1月の電気使用量明細を今チェックできます!
しかも1日の1時間毎がわかるんです。
これがそのグラフです。
1月16日(設置前)
どうですか、すごいでしょう、ここまで詳細にわかるんです。
これはデータでパソコンにダウンロードすることもできます。
さて、問題の1月17日の1時間ごとの使用量は下のグラフです。
1月17日(設置当日)
次にその翌日、1月18日のグラフです。
1月18日(設置翌日)
やりましたね、セーブ90
いかがでしょうか、もうはっきりセーブ90の成果が現れているではありませんか。
電気器具を使用していない時間帯では消費電力はほぼ半分です。
その日の気温状況がデータではわからないので推測にはなりますが、凍結防止ヒーターの温め過ぎをセーブ90が抑えていると思われます。
次に、参考までに、我が山小屋が無人の状態での電気使用状況のグラフをお見せいたします。
(参考)1月1日 (無人)
どうですか、全く人が居ないのに電気はかように流れているのです。
ほぼ0.7〜0.8 kWhが24時間、使用されています。
無人でも動いているのは、冷蔵庫、冷凍庫、トイレの温水、モデム、給湯器、それと凍結防止ヒーターなのです。
2月分も判明、成果が出ました!
もう一度、パルシステムでんきをみたら、2月14日確定の2月検針分料金が表示されていました。
おー、コレコレ、待ってました。
使用期間1月9日〜2月8日です。
セーブ90を途中から入れましたね(1月17日〜)。
電力量 577 kWh
料金 27,366円(税込)
でした。昨年は 959 kwh 前年比 -40%の大幅減でした(ただし今年は母親が正月は留守だったので1月18日まではケチケチ耐寒生活(リンクは→こちら)を実施していた点も大きいのです。これからの3月分が正当な比較になるでしょう。なお1月検針分の18%電力使用量削減成果もそのため( 12月30日〜1月8日分が耐寒生活中)と思われます。
料金は、それでも昨年同月が32,659円と恐怖の3万円越えになっていたので、うれしいです。
これがもしセーブ90を設置してなかったら、もしかして4万円?だった??かも。
セーブ90の効果は、1、2月のように本当に厳しい寒さの時期は削減効果は少なく、多少とも寒さが緩んできた3、4月などで凍結防止ヒーターが過剰に働きすぎる時期にそれを抑えて威力を発揮しますので、今後も期待できそうです。
以上ご報告まで
(おまけにご褒美・・・お国から?)
なんと先ほど、生協からのメールが届き、ご褒美までもらえてしまいました。
1月分の節電結果が判明したのです。
どうも岸田政権では冬の電力需給がひっ迫すると危ういので節電キャンペーンをしているらしい。
そして電力小売業者(生協)は「節電ポイント事業」に参加することで政府より補助金をもらえるらしい。
その補助金等を利用者に還元してくれる。なので小生は節電キャンペーンに応募・参加しています。
以前にも書いたけど、参加表明するだけで2000ポイントもらえたので、税込2200円が先月生協電気料金から割引になっています。そして、ついに1月分が目標達成したので1200円ゲット!
2月分も節電キャンペーンで値引き (追記 2023/3/31)
ただ昨年と比較して、今年の冬は2階の寝室でデロンギヒーターをほとんど使わなかったのです。
灯油ストーブの運転の仕組みが分かって、ECOモードで就寝中、3時間ごとに換気警報音がピーヒャララとなるので、その都度起きて燃焼継続(延長)ボタンを押すことにしたのです。
これで室内は21〜23度で朝まで大丈夫。
デロンギの出番は無くなったので、電気代はだいぶ助かっている。
そのための削減効果もあるので、全部がセーブ90のおかげではないですね。
(追記 ついに3月分判明 半分になりました!)
3月13日検針日 使用期間2月9日〜3月8日(28日間)これは完全にセーブ90設置後になります。
電気使用量 411.0 kWh 16,482円(税込) ワオー!!
昨年3月分は同じく28日間で 864kWh。 前年比52%の減少!!
金額では下の表のように、1月17日設置した効果が如実に出ています(前述のようにデロンギ不使用の効果もあります)。
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