土地改良のつづき

森に暮らして
コメリで借りた軽トラでいただきました

ウッドチップで庭の整備(拡張か?)

第3次土地改良工事(最終回)

今年も太っ腹な管理センター

この2026年6月に、清里の森管理公社HPにまた「ウッドチップご自由にお持ちください」が掲載されました。

清里の森管理公社HP
「お譲りします」なんちゃって、ご自由にお持ちください、なんですね。
今年も太っ腹です。

前年6月に続く、快挙。やったね。
昨年はこのサービスのおかげでとても助かりました。
ただ、ことしは昨年とちょっと違いがありました。

今年は困った問題がありました

なんと、「軽トラの貸し出しはできません」、なのです。
えー!じゃあ自分の車で運べってこと?
あんまりです。
もしかして、昨年は貸し出しした軽トラックのクラッチ盤が壊れて動かなくなってしまったせいなんでしょうか。

しかたない、小さな愛車の狭いトランクにバケツを何個か積んで、ウッドチップをいただきに行きました。
1日1回、バケツで運んでは庭にばら撒く作業を4日繰り返しましたが、どう見てもほとんど撒いた感じが見えない。
撒いた部分は庭の端っこのちょっとだけのスペース、遊歩道際になるところです。

真ん中の大部分は昨年の6月の第2次土地改良工事でおおむね平らになっていて、歩いた感触もソフトです。もうベリーグッドです。
この様子は、記事にしてありますのでよろしかったらご覧ください(→こちら「庭の土地改良工事のご報告」です)。
ことしはその整備された庭の縁(へり)の部分を遊歩道側に1mほど拡張しようと思いました。
そのままでも良かったのですが、庭が整備されきれいになったので、つい欲が出てしまったのです。

マイカーでちんたら運んでいたのでは、とてもじゃないが埒(らち)があかないぞ。
うーん、どうするべえ。
森の住民で軽トラをお持ちの方からお借りするという手もあるか?、と思ったのですが、やはりひと様の車だと汚したり、傷つけたり、クラッチ壊したりする恐れがあり、躊躇します。

いい方法がありました

何日かたって、グッドアイデアを思いつきました。
「そうだ!コメリの軽トラだ!」

野辺山のホームセンター「コメリ」では、長尺ものや大型商品を購入したお客に運搬用の軽トラックを貸してくれるようになったのです。
開店当初はなかったサービスです。
長坂の「綿半」ではずっと前からあるサービスですけど。

うれしいことに、コメリの軽トラはオートマなんですね。
いままでも2回ほどお借りしたことがありました。運転はまったくフツーに快適です。

さて貸出時間は60分です。
我が家と野辺山の往復で20分ちょっと。
すると車の返却までに30分弱ほど時間的な余裕ができます。
「その間にコメリの軽トラでウッドチップを取りに行って、我が庭に運び込めるぞ」。

いい考えでした。窮すれば通ず。
実際に我が家のウッドデッキ下の雨避けにポリカの波板を買おうと思っていたところでしたので、よし、イクゾーでした。

6月のある日、梅雨の晴れ間です。
母を車でデイサービスに送っていき、そのまま野辺山のコメリへ行き、波板を買って、軽トラのレンタルを申し込みました。
波板を荷台に積み込んで、いざ、軽トラでシュッパーツ!
オートマなので愛車と同じ、まったく問題なく、快調な出足です。
ただいつものように国道141を清里に向かう道では、60Kmから、長い直線道路だと70Km近くで走りますと、さすがに軽トラ、左右に揺れます。エンジン音も大きい。しかし、窓からの風が最高に気持ちいい。右に見える青空と緑の八ヶ岳の山容も素晴らしい。
道の凸凹にも即反応して体も上下します。

南ゲートをくぐり清里の森にはいって、ホッと一安心、でも道路の舗装の継ぎ目ではドンと突き上げられます。早くここは直してほしいよね。

さあ、着いたぞ、時間との勝負だ

2026/6/16 9:48

買った波板を急いで降ろして、ブルーシートで軽トラの荷台を養生します。
直にウッドチップを積むような馬鹿なことはいたしません。
汚しては大変です。

時間がない、さあ、ウッドチップをいただきに、よしイクゾー。

軽トラに積んだぞ

残念ながら、実際にウッドチップの現場に行ってみると時間が足りない。
積み込みに使える時間は正味10分ちょっとだ。

コメリの軽トラの荷台。 2026/6/16 10:09 これでいいか。
ブルーシートの上に乗っているバケツや楕円形のポリバケツは、いままで愛車のトランクに積んで運んだ際に使ったもの。

荷台にはまだまだスペースはあいているが、この分量で我慢しよう、車の返却が遅れては大変だ。
去年は荷台いっぱいに積んだんだけどね。

無事完了しました。

また我が家に戻り、駐車場にウッドチップを降ろし、軽トラの荷台をサッと掃いて、またコメリに戻ります。時間はギリギリ。
コメリの駐車場に軽トラを戻して、キーを受け付けのお姉さんに返してほっとしました。
時刻は10時31分、問題なしでしょう。
また愛車で、国道141を清里に戻ります。やはり自分の車の方がいいと思いました。

さて、我が家に戻り、母がデイサービスから帰ってくる1時までの間に駐車場に山になっているウッドチップを片付けなければいけない。
もうひたすら駐車場と庭の往復でウッドチップを運び、庭に撒きました。

2026/6/16 12:38 工事完了後の庭の姿です。
天気は曇ってきました。
このあと、八ヶ岳界隈でゴロゴロしてきて、夜には雷雨でした。

ここは我が庭「RSNG」の中心部分(「センター広場」と名付けましたが)。
その右半分の色の濃い部分が去年ウッドチップを撒いたところ。
今年がその左側のやや色の薄い赤茶色の部分です。
まだ踏むとふかふかとクッションが気持ちいいです。
狭い円弧の形なので、面積的には去年とくらべれば何分の1かのわずかなものです。

後日譚

庭の改良整備がひと段落しました。
降っていなければ毎朝コーヒーを片手に庭に1時間ほど出ています。
庭のセンター広場が拡張したので、その拡がった部分を麦踏みをしています。
あまりにもフカフカで足が潜ってしまうようでは困りますので踏み固めています。
さて、ウロウロしながらいろんな箇所を麦踏みしながら考えることのひとつに、中学校の教科書で読んだロシアの民話があります。
「人にはどれほどの土地がいるか」です。
日の沈むまでに歩いて回った土地をすべてもらえる、という話ですね。
落語のように最後に強烈なオチがあります。

なんとトルストイでした

ググって調べてみると、この作品はトルストイの短編の代表作でもあるそうです。
これは自分にはかなりインパクトが強かったようで、それ以来60年忘れたことがありません。
時折土地の話題が出た時には思い出したりしていました。

ただここに来て、しばらくぶりに思い出しました。
拡がった我が庭の拡張部分を満足感を噛み締めながら麦踏みしていると、ふとプーチン氏とかトランプさんの事を思い出してしまいました(敬称は略していません)。
「あ、そうか。プーチンさんもクリミヤが欲しかったし、それが手に入ると、もっとルハンシクやドネツクまで欲しくなったんだろう。
これは農耕民族の本能的な欲望なのだろうか。
欲望はとどまることを知らず、どんどん膨らんでいくんだろう。」
「トランプさんもグリーンランドも欲しくなったんだろう」
「もしかして、習さんもあの島が欲しいんだろうか」
「ネタなんとか君ももっと広い土地が欲しいんだね」
「でもあの人たちって、農耕民族か?」
「まあ、大日本帝国の人たちもおんなじだったし」
でも必要な土地って欲張らない方がいいんじゃない?
振り返って、我が身もこれ以上は領地拡張はしないつもりです。

さて、話は飛ぶのですが、Googleさんのいいところは、関連するお題を提供してくれる点です。
「人には・・・・」をググったら、ついでに「イワンのばか」も教えてくれました。
これは題は知っているけど、読んだことはありません。
話の内容も知りません。
正しくは「イワンのばかとその二人の兄弟」という題だそうです。
しかし、いろんな人が「これはスゴイ! トルストイの全思索を簡潔に表現している代表作だ、ロマン・ロランも絶賛」と言っているのです。

「ほー、そうなのか、では短編なら(「戦争と平和」などの長いのは苦手です)読んでみようか」と、「人には・・・・」や「イワンのばか」など全9編が収められているトルストイの民話集をAmazonでポチろうとした時、いつもなら「古本でいいや」となるのですが、今回は岩波文庫です。
「今ネット全盛のこの時代、良心的な出版社はチョー苦しいだろうな」と思い、新本にしました。

税込 792円でした。 初版1932年9月  2025年3月第106刷発行

この民話集の解説(中村白葉)に「イワンのばかは、一面においてロシア人の底抜けの善意と大きさ、愚直さの象徴であり憧憬であると同時に、トルストイその人底抜けの正直さ、大きさ、善意の象徴であり憧憬でもある。」と書いている(209頁)。うーん、今でもそうなのか?
もしあなたも岩波書店を応援するならこちらから岩波書店のサイトに飛びます →イワンのばか 他八篇(民話集) (岩波文庫 赤 619-2) 

(了)

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