やっと春が来た。遅い春が来た。待っていた春が来た。
ついこの前まで「春よ来い」と言っていたが、ついに来てくれた。
長い長い冬を耐え、いつか、いつかと待っていたよ。
新潟県糸魚川市出身の詩人、相馬御風の「春よ来い」、私の大好きな童謡です。
ユーミンの「春よ、来い(1994)」は、拙者はNHKの朝ドラも見てはいませんでしたのであまり印象には残っていません。まあサビの「春よ、遠き春よ」のあたりを聞けば「ああ、あの曲か」という感じです。
それに対して御風の歌は、小さい子どもの、早く春が来ないかなぁ、という気持ちが、同じ冬の間じっと待っている林住管理人には共感を覚えるのでいつも口ずさんでいます。
御風の「春よ来い」についての記事はこちら→「春よ来い」(2025/4/25)
3月はまだ春ではない
立春(今年は2月4日)は過ぎてもここはまだ冬。
3月3日、3月4日


3月3日、おひなさま、花祭りの日には雪でした。
4日には除雪車が来てくれました。駐車場に積もった雪はそれほどでもなく、スコップでの雪かきは2時間ほどで終わりました。
春が来た〜 4月の総括
4月は
さて、4月になっても天気はグズつき、菜種梅雨だったり、「春に3日の晴れ無し」と言われたりしてました。
この原稿も温めていたり、書いては途中で行き詰まったりと、ずるずる投稿機会が遅れて、「春が来た」に読者の方々の共感を頂けなくなってきそうです。なんとか4月中にアップしたいので頑張ります。
さて、「春が来た」のエビデンスはなんでしょう。
春が来たという証拠です。
いつもなら、このブログでもお馴染みの「蕗のとう」です。しかしおかしな事に今年は異常に蕗のとうが少ない。毎年芽を出している場所にも出て来ない。多年草(宿根草)なので今年も出てくるはずなのにおかしい。昨年掘り返したり変わったことはしていない。もしかして、今年の筍のように、表の年と裏の年があるのか?
なお、今更ですが、フキは雌雄異株だと言う記述を見ました。
つまり、「蕗のとう」はフキの花芽、蕾であり、雌雄異株なので、雌雄異花だそうです。
そのため雄株の雄花は花粉をつけやや黄色味がかった白色で、20cmほどで成長は止まり、花が終わると褐色になって枯れてしまう。
雌株の雌花は花色が白く、受粉後は、40−70cmまで花茎を伸ばし、タンポポのような白い綿毛(冠毛)を付けた種子(果実)を風に乗せて飛ばすのです。
ここで林住管理人はガッテンしました。
以前の記事に巨大なモンスター化した蕗のとうの写真も乗せましたが、あれは雌株だったのです。まだまだ勉強が足りません。
しかしながら、またまた思い出してしまいました。
「薹が立つ」の「とう」は蕗のとうのことです。
やはり雌花だったんだ、昔の人は知ってたんだ。雄花にはとうは立たない、
イカン、イカン( m(_ _)m )。
さて今年は、では何が春の到来を告げたのか。
春告草
ググってみると「春告草(ハルツゲグサ」とは梅の異名とのことですが、残念ながら、清里の森では梅は見かけません(林住管理人が気づかないだけかもしれませんが)。
尾瀬では春告草を水芭蕉にしているとのこと。
ふーん、水芭蕉なら清里の森にもありまするぞ。
4月16日にはきれいに咲いていました。

しかしここは尾瀬ではありません。
では、清里の森のほったらかし自然庭園では春告草は「ダンコウバイ」にしましょう。
毎年、いち早く可愛い黄色い花を付けて春を告げてくれます。

小さな花は、同じ仲間のアブラチャンとそっくりです。木肌が全く異なりますが、葉が展開すればすぐわかります。
小さな花にスマホで焦点を合わせるのは至難の業です。
良かったです、4月2日にダンコウバイの開花を確認しました。
ただ、春告鳥のウグイスは3月から毎朝元気に鳴いていました。
初鳴きはいつだったか、残念ながら記録していませんでした。
ウグイスも写真が撮れません。毎朝元気に鳴いてくれているのですが、声の主の姿を見ることはできません。
沢の向こう岸の笹藪の中なのでしょう。
「声はすれども姿は見えぬ ほんにお前は◯のような」
いつ覚えたのか、面白い例えだなと思っていました(◯の字はわかりますよね、これもググると丁寧な解説がありました。今は便利になったものです)。
さてもう一つ、例年真っ先に春を告げてくれる花がありました。
水仙ですね。
でも今年も水仙はいろいろありました。
まずは3月20日に駐車場横の先代水仙(先代オーナー夫人が植えられた水仙です)が3群、芽を出した。
また拙者が遊歩道沿いに植えた「ユーホ水仙」の2代目がやはり3つ目を出しました。
ここまではいいです。
この辺の様子は先の記事「水仙ヒストリー」に書いています
(お読みになるなら→こちら)。
3月28日の雹(ひょう)にもめげず伸びています。

その後順調に育ってきました。

割と地味めの清楚な花です。純白な「タリア」という品種です。
花をつけたのがちょっと少なく半分いかない、まだこれから期待できるのかな。
でも水仙はダメかも
しかし残念ながら今年の他の水仙にはあまり期待はできないみたいです。
ユーホ水仙1代目(5本)や2代目の東口群落(11本)は伸びてきた先端が黄色から茶色く変色して、寒さや霜にやられたのかもしれません。しかしそんなにやわなのか?
背丈だけはヒョロリと伸びていますが、いまだに蕾が出る気配もなくニラのように薄い葉っぱしかありません。この様子だと5月に入っても花は無理かもしれません。
嬉しい出来事も 九輪草
この春見つけたものです。
読者の皆様、お気づきでしょうか、そうこれはクリンソウ(九輪草)だと思います。
全部で3つありました。
そう、もう何年も前に伐採される区画から自治会のみんなで移植した九輪草の孫かもしれません。
2022年の6月でした。8本ほどわが庭に移植しましたが、翌年葉は出ましたがその後大きくならずにジ・エンドとなってしまいました。
その記事は「清里の森・草本図鑑」に書いております
記事は→こちらから。
あれから4年、まったく違う場所に勝手に生えていました。なんででしょうか。
自然の力は神秘で偉大です。

これも嬉しい アナベル

場所は以前に植えた場所です。
このツルッとした白い木肌、ややカーブしているもののすらっと真っ直ぐに伸びた茎、先頭や対生に芽を出している明るい若葉色の葉はアナベルでしょう。
2022年にご近所さんよりいただいた38本の枝を挿し木しましたが、残念ながら5本ほどしか根付かず、それもその後全滅したと思っていたのです。
去年は葉が付いた記憶はありません。
それがこの春、5本も若葉が出ているのです。4年後にです、不思議です。
なお、今年またご近所さんから17本のアナベルの枝をいただきました。
4年前に植えたそばに刺しましたので、全部が根付いて育てば、駐車場横がアナベルの園になるやもしれません。楽しみです。5年後かなぁ。
もう一つ、嬉しいことが 白樺
これは昨年森のお友達からいただいた6本の白樺の苗です。

我が庭の中で数少ない陽当たりのいい場所に植えました。
我が庭には白樺の高木は数本ありますが、幼木、若木は見たことがありません。
白樺の小さい木はどんな格好なのかも知りません。

幸いここの4本は間違いなく根付いたようです。
やっと若葉も見ることができました。
これからどのように成長するのか楽しみです。
幹が白くなるのは何年後なのでしょうか。
沢に目をやると山わさびが
また、、、、これもうれしいです。

倒れても倒されても立ち上がります、「You are hero」(アリスより)
上の写真は大雨でかなりやられて、心配してた頃のものです。
しかしその後、スクスクと育ち、沢沿いにワサビ畑を作ってくれました。

みな白い花を付けています。
頂上のマザーシップから子供たちが下流の方にだんだん広がっているようです。
栽培のわさびは通常株分けで増やしますが、ここの山ワサビはそんなことはしてません。
ひょっとすると昨年の花の種が発芽して増えてきたのかもしれません。
我が庭のシンボルツリーは
冒頭のタイトルページの画像はハウチワカエデの花の写真です。
清里に来るまでは、紅葉に花が咲くことさえ知りませんでした。
ハウチワカエデは葉も立派で天狗の団扇のように大きいですが、花も鮮やかな紅色で素敵です。
他に先駆けていち早く咲いてくれます。
これも春が来たよと知らせる花かもしれません。
ヒヨドリが毎年、つがいでやってきて花をついばんでいます。

(了)


コメント