最終コーナーに突入!

森に暮らして
清里の森 涼風祭のご紹介です

ついに、第3クォーターを回りました。後期高齢者です。

いよいよ、人生最終コーナーです

75歳って
もう遊行期(ゆぎょうき)なんですが、私は勝手に林住期のまま走ります。

(意味不明の方は解説がこちらにあります→「林住のススメなのです」「林住期とは第二の人生」)

8月に入ると、生年月日を登録している企業から「◯◯さん、お誕生日おめでとうございま〜す」メールが届きます。
個人情報ダダ漏れです。

さて、折角の3連休(当方にはまったく関係はないのですが)がひどい雨続きとなり(山存祭りで準備されている方々にはホントお気の毒です)、庭に出られず時間が余ってしまい、やっとブログに手をつけることになりました。リピーター読者の皆様には今までのご無沙汰をお詫びいたします。

日航ジャンボ機墜落から40年

さて毎年、拙者の誕生日近くになるとニュースに出てくるのはあの日航ジャンボ機墜落事故です。
今年はもう40年になるのですね。戦後も80年、原爆投下も80年。

そうか林住管理人が35の時だったのか、あのときは。
サラリーマンだった私は夏休みをとってボーイスカウトのキャンプ中だった。場所は忘れたが、なんか墜落現場と割と近いところだったような記憶があります。


www.sankei.com 2025/8/8 より (途中の空白欄は林住管理人が広告を白塗りしたものです)
金属疲労」という語は当時流行語になった記憶があります。

なお今回ノンフィクション作家、青山透子(あおやまとうこ)氏のトンデモ陰謀論を発見しました、
自衛隊がミサイル実験中に誤射し、それを隠蔽しているというのです。
氏の著書は「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」2017/7/17 河出書房新社など多数ある。
私は初めて知ったが、産経新聞の記事を読むと、確かにボイスレコーダーの音声記録が開示されないなどの疑問が浮かぶ。
数々の洋画の戦争・警察モノに出てくる権力側の陰謀や証拠隠滅・捏造を多く見ているので、「ひょっとして、」とも思えた。
亡くなった森永卓郎氏も漫画本でこの「事件」を書いている。
この問題に深入りするとまたまた「戯言5」あたりに発展しそうなので自粛します。
朝日新聞デジタル 「日航ジャンボ機墜落事故 御巣鷹40年」 2025/8/10より
このあたりが大手メディアの伝える、国の調査報告書などによる事故原因のようです。

日本航空123便が墜落したのは1985年8月12日、群馬県上野村、御巣鷹山の尾根だ。
群馬県といってもほぼ長野県との県境。
長野県でも山梨県と近い南相木村やレタス街道の川上村のそばだった。
地図でみると清里から意外と近い。
無念の犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

涼風祭

さて、清里の森の夏といえば「涼風祭(すずかぜさい)」です。
もう残すは8月17日のプログラムだけとなってしまい、ご紹介するには遅きに失した感はありますがお許しください。

素敵なポスターです。 右下に公式ブログのQRコードが貼ってあります。


公式ブログサイトはこちらからでも入れます→「涼風祭」です。
もう17回とのこと。
初めてここで演奏される方はそのトークの中で「りょうふうさい」と話されている方もあります。
私も森に来た当初はそう呼んでしまい、昔のカフェテリア「木の里」のご主人に訂正された思い出があります。
我が日記をみると初めて涼風祭に来たのは2021年8月のようです。
その前年は記録漏れかもしれないが、コロナの年なので中止だったか、行くのをやめたか。
公式ブログがあるので確認してみよう。

うーん、我が日記をみると2020年8月は森に来て最初の夏、ウッドデッキの修理や薪割りで大忙し。
とても音楽会に行く余裕はなかったようです。知らなかったのかもしれません。

さてこの公式サイトの存在に気づいたのは昨年でした。
素晴らしいサイトで、「森のスズコ」さんという方のレポートで、演奏のあった2、3日後にはとても詳細な鑑賞記がアップされています。
だいぶ耳も遠くなった拙者が聞き取れなかった演奏者のボソボソトークなどもしっかり内容が書かれていて後から読み返すと、「あー、そうだったのか」と合点が行き、印象が深まります。
演奏中の写真撮影はもちろん禁止なのですが、公式ブログなのできちんと演奏中のアーティストの様子もブログで見ることができるのでこれも嬉しい。
当日のプログラムも掲載されているのでアーティストの経歴紹介なども読めます。

クラシック以外もあります

引用  涼風祭公式ブログより 2023/8/24
これは公式ブログから1昨年の演目の鑑賞記です。
今年は無かったので残念ですが、何度か津軽三味線の名人、山中信人さんがここで出演されています。
この年は和太鼓兄弟との共演でした。もの凄い迫力で圧倒されました。
耳の悪い母もこのときは一緒に聴きに来て「すごかったね」と感動していました。
連れてきてよかったと思いました。

コロナ中は、感染防止のため、音楽堂の定員の半分の108人しか入場させないこともありましたね。
開催してから途中で、県の指導が入り、中止になった年もありました。
私はいつも全催事通用パスカードを事前に購入しているので払い戻しを受けました。
6〜7回のプログラム全て聴けて6000円、当日のみのチケットは2500円(前売り券は2200円)なのでチョーお得です。非常に良心的。
プログラムはどちらかといえばクラシックが中心ですが、先の津軽三味線や今年の浪曲や、去年の落語(春風亭昇吉、人情噺をチョー熱演され感動ものでした)やマリンバや二胡などの変わった楽器も楽しめます。
ぜひ公式ブログサイトで過去の出演者や鑑賞記をご覧になってください。
こんなこともやってるんだ、なんて思われることでしょう。
読者の皆様も機会があればぜひ音楽堂にもおいでください。
森の中にはペンションもあります。
清里の森の住人でなくてもどなたでもおいでいただけますし、高校生以下は無料です。

うちのご近所の先輩は、海の口自然郷の「八ヶ岳高原音楽堂」が大好きなので、うちの音楽堂はチャチだと見下しています。
まあ、あそこと比べられたら仕方ないですが、でもリーズナブルな料金で生演奏を堪能できるなんて素晴らしいです。時々、庭作業の後に歩いて行くときは長靴姿です。
気取らずにふらっと聴きに行けるのはとてもいいです。これが文化です。
清里の森らしいです。
スタッフの方々のご苦労は並大抵のものではないはずですが、ぜひ20回、30回と長く続けて欲しいものです。

(了)

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