🎵「いまはもう秋ィ〜、誰もいない、、、、」
夏があっという間に終わり、もう冬がすぐそばです。
今から長く(ほぼ6ヶ月)厳しい冬に向けてのさまざまな準備を始めていきます。
こころの準備も大切です。
先日(9月30日)から薪割も始めました。
その前に、某所でエンジン薪割機をまじかで見る機会がありました。
結構大きなエンジン音で、そうとう遠くまで響き渡っておりました。
米国OREGON社製の大型機でした。
移動するのに大人6人で運びました(タイヤがついているので思ったよりスムーズ)。
薪割り操作はいとも簡単で、子どもたちが操作していました(もちろん大人が横についています)。
丸太を台の上に乗せると後ろから大きな楔が油圧の力でぐいぐい押してきてあっという間に直径20~30cmほどの丸太がバキバキ割れていきます。
太い丸太や長い丸太を斧で割るには非常に骨が折れます、
おもわずよだれが垂れてしまいました。ホ、ホシイ!
帰ってからググッてみると、43万円。諦めます。
寒さ対策、開始!
幸い、昨年山小屋にはかなりの費用をつぎ込んで対策を講じていますので今年の冬はだいぶ快適になるはずです(工事の様子は下の記事でご紹介してます↓)。
昨年の成果 内窓
さて昨年は補助金をもらって内窓インプラスを入れたので室内に外気からの寒さを取り込むことは減ってきたはずです(2024年9月12日の内窓工事についてはこちらの記事で→「近況報告 - 初の結露だが嬉しい」)。
その最初の冬は以前より格段に暖かくなりました!という実感は正直わいてないのですが、たぶんそれなりの効果はあったのだろうと思うことにしています。
この内窓を取り付けるにあたっては、ベランダ(ウッドデッキ)への出入りが、南の掃き出し窓からなのですが、窓が2枚になって開け閉めが面倒で不便になったか、というとそれはないです。
2度ほど、ベランダに出ようとして外窓(従来からの窓)におでこをぶつけたぐらいです。
日中は1枚だけ閉めておいて、夜に2枚とも閉めればいいだけです。
冬以外は今までどおり外窓1枚だけで問題ありません。
また結露はまったくなくなりました。
おかげさまでびしょびしょのサッシを拭くこともなくなりこれはおおいに助かりました。
これは目にみえる成果でした。

今シーズン初の結露です。 露がしたたり落ちていますがこれはその日内窓を閉め忘れ10cmほど開いていたことによるものです。失策でした。
当然、この結露は外窓(従来からの窓)に付いたものです。
内窓をきちんと閉めていた他の窓には結露はありません。
もし内窓がなければ、他の窓にもこのような露がたっぷりと付いていたことになります。
我が日記から初の結露の日を調べると毎年ほぼこの時期で同じでした。
・2023年9月24日 外気温11度 室温19度
・2024年9月23日(内窓取り付け後なので内窓には結露なし)外気温15度 室温21度
・2025年9月20日(同上)外気温は14度 室温20度
結露する温度は室温の飽和水蒸気量と外気温の関係で決まってきます。
ついに浴室暖房だぁ
しかも、今年は更に浴室暖房に手を付けたのです。

Amazonで探したが200vで天井埋め込み型がなかった。
yahooショッピングにあったのでそちらで購入しました。Panasonic FY-22UG7E
元の価格は¥323400。それが7万ちょっとです。おそらく2018年発売の型落ちの旧型です。上の箱です。
下の箱はついでのIHです。これについてはまた別記事でご紹介します。
東京の自宅の浴室には浴室暖房乾燥機がついていますし、入る前に、床に温水シャワーを流して温めておくこともできます。脱衣所の壁付ガス暖房機もあります(現在は壊れているとの親族からの情報も入っていますが)。高齢者世帯のヒートショック対策は万全でした。
残念ながら清里の山小屋ではそのような設備はついていません。
冬の室内は放っておくと4,5度ぐらいで、暖房をいれているリビングとは別になっている浴室と洗面脱衣所はその温度に下がっています。
とてもそこで服を脱いで裸になることはできません。即、心臓停止になってしまいます。
去年までは、入浴の1時間前に小さな電気パネルヒーターと電気ファンヒーターの2台運転開始して脱衣所と浴室を温めていました。

右側の浴室ドアは温めている間は開けています。
そうしてやっと入浴時に20~21度ぐらいに上がっているのです。
2台とも触ってやけどするとか、そのような危険はないのですが、狭い脱衣所に2台置いているので、じゃまで不便ではあります。
また浴室内は冬場の極寒期では脱衣所の2台の小さな暖房機では、浴室ドアを開けておいても17度ほどにしか上がりません。
この状態では母には危険なので、必ず林住管理人が先に入浴して、お湯のシャワーを壁にかけて温め、浴室内を25度以上にしておいてから次に母が入るようにしています。
この風呂と脱衣所用の暖房器具には、森に来てからずいぶんと悩んでいました。
- 電気ではハロゲンヒーター式はやはり部屋の空気が冷たいままなので断念。
- カセットガスストーブも購入しましたが、カセット1本で1時間半です。
カセットは安くても1本250円ほどですので、3日で1本の消費だとコスパが悪いと思いました。不燃ごみも増えるのでごみ捨てが大変です。 - ミニ石油ストーブも試しましたが、試運転で大量の煙とすすが発生し、風呂場の壁が真っ黒となり、掃除が大変でえらい目にあいました。
そんなわけで、浴室暖房を決意しました。
機械本体は思っていたより安く上がりそうです。
あとは工事をしてくれる業者さんを探しました。
ネットでわりと近くに個人でやっている人が見つかり、初めてですがまず見積もりを頼んでみました。
あまり愛想はないですがまじめそうなおじさんでした。
お値段も取り付け費が25,000円は相場です。
他に1件、相見積もりしたところがありましたが、雰囲気的にそこはちょっと、、、という感じでした。M電気の特約店なので、自社の製品でないとねーといわれそう。ましてネットで買ったものは、、、いい顔しませんよね。
お値段も高かったし。
業者さんに「機械はこっちで買ってもいいでしょうか」と聞いて、OKでしたので希望の製品をかなり安く(数年前のモデルですが)購入できました。
あとは取り付け工事だけです。
新たに200V電源を引く
浴室暖房機には100Vタイプのものと200Vタイプのものがあります。
清里は寒いのでよりパワーの出る200Vの製品を選んだのです。
その分早く暖めることができます。
そのためこの時、200Vの電源を屋内に取り込む工事を同時にお願いしました。
電柱からは山小屋まで、200Vの電線は来ていることは確認済みでしたので、それを屋内に引き込み、専用の分電盤をつけてもらいました。

天井に大きく口を開けているのは、浴室点検口です。
その左側が従来からの換気口です。これの換気扇を取り外して新しい浴室暖房乾燥機を取り付けます。


壁掛け型のタイプもありましたが、目障りでうっとうしいので天井埋め込み型を探しました。

10月6日の取り付け後に、まだそれほど寒くはなってはいません。
外気温15度前後の日が続いていますが、室温は17度〜19度で安定しています。
成果は、、、Good!なり
では設置後の運転状況をご報告しましょう。
アバウトですが、運転前に18度ほどの脱衣所、浴室で、「予備暖房」のスイッチを入れます。
浴室暖房機は、入浴中にはスイッチは「切」にしておくそうなのです。
いくら強力な温風といえども、入浴中の濡れた体に当たると寒気を感じてしまうからだそうです。
なので浴室暖房機ではハロゲンヒーター式で熱線を当てて体を温める方式のものもありますが、その場合には浴室の空気は冷たいままとなってしまいます。
入浴前に「予備暖房」のスイッチを入れると30分間温風が吹き出します。
浴室の扉を開けておくので脱衣所にも温風が届き、温度が上がります。
今はまだ極寒ではないので30分も温める必要はなく20分くらいで手動で切ってしまいます。
電気代節約のためです。
それでも脱衣所は22度、浴室は29度で、浴室のバスタブや椅子、洗面器はホカホカになっています。
これはいいです。
ただ1月、2月ではどんな様子か、まだ不安は残ります。
(了)
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