ついに、第3クォーターを回りました。後期高齢者です。
いよいよ、人生最終コーナーです
75歳って
もう遊行期(ゆぎょうき)なんですが、私は勝手に林住期のまま走ります。
(意味不明の方は解説がこちらにあります→「林住のススメなのです」「林住期とは第二の人生」)
8月に入ると、生年月日を登録している企業から「◯◯さん、お誕生日おめでとうございま〜す」メールが届きます。
即、削除。
個人情報ダダ漏れです。
ただ、次のだけはうれしい。消さずにとってあります。

マンスリーサポートやガザ緊急支援などの子どもたちのサポートをしているunicefから届いたもの。
ありがとね。
しかし、貼付の動画のYouTube再生回数は1143回、そんなもんなのか、、、何百万回だったらいいのに。
さて、折角の3連休(当方にはまったく関係はないのですが)がひどい雨続きとなり(山存祭りで準備されている方々にはホントお気の毒です)、庭に出られず時間が余ってしまい、やっとブログに手をつけることになりました。リピーター読者の皆様には今までのご無沙汰をお詫びいたします。
日航ジャンボ機墜落から40年
さて毎年、拙者の誕生日近くになるとニュースに出てくるのはあの日航ジャンボ機墜落事故です。
今年はもう40年になるのですね。戦後も80年、原爆投下も80年。
そうか林住管理人が35の時だったのか、あのときは。
サラリーマンだった私は夏休みをとってボーイスカウトのキャンプ中だった。場所は忘れたが、なんか墜落現場と割と近いところだったような記憶があります。

www.sankei.com 2025/8/8 より (途中の空白欄は林住管理人が広告を白塗りしたものです)
「金属疲労」という語は当時流行語になった記憶があります。
なお今回ノンフィクション作家、青山透子(あおやまとうこ)氏のトンデモ陰謀論を発見しました、
自衛隊がミサイル実験中に誤射し、それを隠蔽しているというのです。
氏の著書は「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」(2017/7/17 河出書房新社)など多数ある。
私は初めて知ったが、産経新聞の記事を読むと、確かにボイスレコーダーの音声記録が開示されないなどの疑問が浮かぶ。
あまたの洋画での戦争・警察モノに出てくる権力側の陰謀や証拠隠滅・捏造を数多く見ているので、「ひょっとして、」とも思えた。
亡くなった森永卓郎氏も漫画本でこの「事件」を書いている。
しかしこの問題に深入りするとまたまた「戯言5」あたりに発展しそうなので自粛します。

このあたりが大手メディアの伝える、国の調査報告書などによる事故原因のようです。
日本航空123便が墜落したのは1985年8月12日、群馬県上野村、御巣鷹山の尾根だ。
群馬県といってもほぼ長野県との県境。
長野県でも山梨県と近い南相木村やレタス街道の川上村のそばだった。
地図でみると清里から意外と近い。
無念の犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
涼風祭
さて、清里の森の夏といえば「涼風祭(すずかぜさい)」です。
もう残すは8月17日のプログラムだけとなってしまい、ご紹介するには遅きに失した感はありますがお許しください。

公式ブログサイトはこちらからでも入れます→「涼風祭」です。
もう17回とのこと。
初めてここで演奏される方はそのトークの中で「りょうふうさい」と話されている方もあります。
私も森に来た当初はそう呼んでしまい、昔のカフェテリア「木の里」のご主人に「すずかぜさいです。」と訂正された思い出があります。
我が日記をみると初めて涼風祭に来たのは2021年8月のようです。
2021年(令和3年)8月7日に落語で立川晴の輔でした。
その前年は記録漏れかもしれないが、コロナの年なので中止だったか、行くのをやめたか。
公式ブログがあるので確認してみよう。
うーん、我が日記をみると2020年8月は森に来て最初の夏、ウッドデッキの修理や薪割りで大忙し。
とても音楽会に行く余裕はなかったようです。知らなかったのかもしれません。
さてこの公式サイトの存在に気づいたのは昨年でした。
素晴らしいサイトで、「森のスズコ」さんという方のレポートで、演奏のあった2、3日後にはとても詳細な鑑賞記がアップされています。
だいぶ耳も遠くなった拙者が聞き取れなかった演奏者のボソボソトークなどもしっかり内容が書かれていて後から読み返すと、「あー、そうだったのか」と合点が行き、印象が深まります。
演奏中の写真撮影はもちろん禁止なのですが、公式ブログなのできちんと演奏中のアーティストの様子もブログで見ることができるのでこれも嬉しい。
当日のプログラムも掲載されているのでアーティストの経歴紹介なども読めます。
クラシック以外もあります
プログラムはどちらかといえばクラシックが中心ですが、津軽三味線や和太鼓、今年の浪曲や、去年の落語(春風亭昇吉、人情噺をチョー熱演され感動ものでした)やマリンバやケーナ、二胡などの変わった楽器も楽しめます。

これは公式ブログから1昨年の演目の鑑賞記です。
今年は無かったので残念ですが、何度か津軽三味線の名人、山中信人さんがここで出演されています。
この年は和太鼓兄弟との共演でした。もの凄い迫力で圧倒されました。
耳の悪い母もこのときは一緒に聴きに来て「すごかったね」と感動していました。
連れてきてよかったと思いました。

2022/8/7 なんとビッグバンドのジャズです。「フィーリング・ジャズ・オーケストラ」
これは母の耳にも届くと思い一緒に聴きに来ました。圧倒的な生の迫力です、感動もの。
観客席もほぼいっぱい。
コロナ禍での涼風祭は
コロナ中は、感染防止のため、音楽堂の定員の半分の108人しか入場させないこともありましたね。
開催してから途中で、県の指導が入り、中止になった年もありました。
(追記 日記を読み返してみたら、県からの指導は人の集まる音楽堂の使用自粛要請、つまり使用禁止みたいだった。)

自粛要請期間終了後に延期でなんとか聞くこともできたようです。
パスカードでさらにお得
私はいつも全催事通用パスカードを事前に購入しています。。
6〜7回のプログラム全て聴けて6000円、当日のみのチケットは2500円(前売り券は2200円)なのでチョーお得。非常に良心的です。
ぜひ公式ブログサイトで過去の出演者や鑑賞記をご覧になってください。
こんなこともやってるんだ、なんて思われることでしょう。
読者の皆様も機会があればぜひ音楽堂にもおいでください。
森の中にはペンションもあります。
清里の森の住人でなくてもどなたでもおいでいただけますし、高校生以下は無料です。
うちのご近所の先輩は、海の口自然郷の「八ヶ岳高原音楽堂」が大好きなので、うちの音楽堂はチャチだと見下しています。
まあ、あそこと比べられたら仕方ないですが、でもリーズナブルな料金でプロの生演奏を堪能できるなんて素晴らしいです。時々、庭作業の後に歩いて行くときは長靴姿です。
気取らずにふらっと聴きに行けるのはとてもいいです。これが文化です。
清里の森らしいです。
スタッフの方々のご苦労は並大抵のものではないはずですが、ぜひ20回、30回と長く続けて欲しいものです。
<追記 2025/8/26>
森の夏の風物詩、爽やかな涼風祭の後にトンデモ話題がやってきました。
誕生日前後の郵便物を自宅から持ち帰ってチェックしていたら非常にショックを受けました。
それで無念の追記をします。
後期高齢者になったのだ。
今までの誕生日より何より、75歳となった今年がインパクトがハンパない。
60歳の還暦もまあたいしたことは無かった。
本来ならサラリーマンとして(当時は)定年退職となるところだが、57で早期退職していたため、特に60になっても変わったことは無かった。
なお、昔の日記などを見ていると、早期退職願を会社に言い出す時には自分としては特段の精神的な変調はないつもりだったが、当時体調が初めて腹部膨満感があって数日間調子が悪かった記憶がある。
こんなことは今まで感じたことはなく、やはりかなり緊張して身体に異変を来したのであろう。
さて、その後の65だろうが70になった時でも別になんともなかった。
ところがである、75になるとやたら行政から封書が届く。
ギャオ!である。
「あなたは後期高齢者です」、という通知である。
「それがなんだ」、とケツをまくりたいところだが、何日かかけて数通の書類を開けて読んでみると愕然! 怒りがこみ上げて来た。
75歳になると医療保険が勝手に後期高齢者医療制度に変わってしまうのだ、知らなかった。
さらに、世帯単位で自己負担分(窓口負担割合)が決められてしまうのだ。
99歳の母は専業主婦だった(戦時中は中華航空に勤めていたが)ので年金収入は50万ちょっと。
しかし同一世帯で最も所得が高い人(林住管理人)を基準として世帯で合算して窓口負担割合は決定されてしまう。
林住管理人が汗水垂らして働いたサラリーマン34年間に対する公的年金収入は昨年は318万円。
「課税所得」はいくらなのか。
国立市役所からの住民税納税通知書を探さないとわからん。
確定申告は写メで保存しているので、その「課税される所得金額」欄は35万だが、このことか?
市役所に電話したら「58万」とか言っていたが、違うのか?
まあ、それぐらいの金額なら下のチャートの「現役並み所得者」3割には該当しないはずだ。

しかし、上のチャートで判定していくと、すべての判定が右側の矢印で降りていき、結果は「世帯全員が2割」に行き着いてしまう。
ここで憤慨したのが「世帯全員が」である。
林住管理人はまあいいとしよう。
ほとんど医者には行ってないし。
しかし、である。
現在99歳の母の医療費の窓口負担は1割である。
チョー高齢者であり、月2、3回の病院、薬局での支払いは多く、1割でありがたいと思っていた。
母はいつも「美濃部さんには大変感謝している、足を向けて寝れない」と言っている。
読者の皆さんはご存知あるまい。
まだ私が高校生の頃、革新都政といって美濃部亮吉氏が東京都知事となって、老人医療費無償化を実現したのだった。
母はそのことを言っているのだ。認知症ではない。
その後、十数年間無償化は続いた。
さて、その母の1割負担がこの9月1日から2割負担に変わるのだ。支払い額が倍になってしまう。

市役所との電話で「資格確認書」と何回も言われて、「はっ?」と聞き返してしまった。
「それってなに?」
そうあのお粗末マイナカードで健康保険証を廃止の代わりに仕方なく作ったものなのだ。
ご丁寧にこんなものがもう東京の自宅に届いていた。
だいたいアバウトで今ま北杜市立甲陽病院の1回の支払い金額は数百円程度だが、薬局が高く、1ヶ月分の薬が3000円から4000円ほど。これが倍に跳ね上がるので1万円になりそうです。
なんで息子が後期高齢者になるとその母親の医療費(窓口負担額)が倍額にならなければならないのか。
美濃部都政に逆行している。
まったく合点がいきません。市役所のお姉さんに文句・愚痴を言ったけどね。
しかし、ついに後期高齢者になったのだな、とイヤイヤ実感させられました、トホホ。
まさか、介護保険まで自己負担2割にならないだろうな、嫌な予感、、、、
(了)
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